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テーマパークの戦闘力「テーマパークの教育体制」

テーマパークの戦闘力
第4回目は「テーマパークの教育体制」です。

テーマパークで特徴的なものとして、教育体制があります。特に新入社員に関する教育体制です。教育係としてトレーナーがつくのですが、そのトレーナーとの相性だったり、指導方法によっては入社早々で人間関係の問題にぶち当たることにもなります。その結果として、やりたい仕事だったけど辞めるという選択になると非常に残念です。少しでもそれを防ぐためにはどうすればいいか、ヒントにしていただければ幸いです。

ベストは新入社員一名につき、トレーナーが一名ですが、必ずしも1:1にしなければならないわけではないです。あなたはトレーナーですよとしっかりと任命する、教育係が誰なのかをはっきりさせることが重要です。

そして、ある程度教育が終わり、新入社員に仕事を任せていく段階になります。そうすると最初はミスがつきものです。ミスをしたときにどのようにそれを指摘されていますでしょうか?
テーマパーク式のオススメは、ミスをした本人に直接指摘するのではなく、トレーナーに事実確認を行います。何を確認するかですが、
"正しいことを伝えたがミスをしてしまったのか?"
それとも
"間違えたことを伝えていたのか?"
ということです。
もちろんすぐに指摘しないと大事故になるような内容であれば、すぐに指摘することが大切です。一方でミスをしたときに指摘されると、本人としては「教えられたとおりにしたのに」とか思うかもしれませんし、教育係以外の人に指摘されることについて嫌悪感を抱く人もいます。

トレーナーに確認して、正しいことを伝えていたなら、改めて伝える必要があります。どのように伝えれば伝わるのか、試行錯誤していただく機会になります。間違えたことを教えていたなら正しいことを伝えなければなりません。
まずはトレーナーに確認することで、人間関係の悩みを発生させないだけではなく、トレーナーの育成にもなるわけです。
教育は非常に大切です。それだけ時間をかける必要もあります。そのため、上記のようにトレーナーに確認することで新入社員だけではなく、トレーナーも教育することで時間を無駄にかけずに教育をしているわけです。

もちろんテーマパークという環境もありますが、100%同じことをやるというのではなく、何か人材育成のヒントにしていただければと思います。

https://youtu.be/B5BqixnjOM4


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