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転職活動の末、入社することになったのは精鋭揃いの会社だった…


みなさん、こんにチュア!



ラノベ作家のM銀です。



今回は、転職活動の末、入った会社が「少しだけ」変な会社だったというお話です。



早速、本編をどうぞ! 



※今回も、あくまで異世界のお話



1.あらすじ

アクセンティアとの死闘の末、なんとか一次面接落ちを手に入れた僕。


▼アクセンティアとの死闘のお話はこちら



そんな僕が最終的に入社することになったのは、とんでもない会社。



入社後、想像もできないような異次元のポンコツ達が僕を待ち受けているなんて、まだこの時は知る由もなかった…



「スタンド使いは引かれ合う」みたいに「ヤバい奴とヤバイ会社は引かれ合う」のでしょうか?



異世界ポンコツ社畜列伝、ここに開幕。



ポンコツアベンジャーズ達が、君を待っている!




2.僕の新しい仕事

僕が転職で入社したのは、「投資」をビジネスの主軸にしている会社でした。



「投資」と聞いて、いまいちピンとこない人が多いのではないでしょうか?そんな人たちのために、分かりやすく解説したいと思います。



こんな感じ↓



ねぇ、金かしてよ!
パチンコでさ、絶対倍にして返すから!!



これの投資先が「パチンコ」ではなく、「会社」バージョンみたいなものが「投資」のお仕事ですね。



ビジネスの全体の流れとしては、こんな感じ↓



STEP1:お金を集めてくる 

ねぇ、金かしてよ!




STEP2:それを投資する 

パチンコでさ、




STEP3:お金を出してくれた人に「増やして」返す 

絶対倍にして返すから!!




僕の会社は、この仕組みを整えて手数料をもらう。お金を出してくれた人もお金が増えて、みんな幸せ!そんなお仕事。



しかし、こんな単純にはいきません。
お話した例の様に、友人はお金を貸してはくれないからです。
そして、お金を貸してくれたとしても、大した金額を持っていません。



そこで、沢山お金を持っている「会社」に声を掛けにいくわけです。



Fラン卒偏差値28の友人が「金貸してよ、絶対増やして返すから!」と言ってきたとしても、増やして返してくれるとは到底思えませんよね?



しかし、



「金貸してよ、絶対増やして返すから!」を言ってくるのが、ある程度の有名な「会社」になると、印象が変わってくるようです。


「会社」が「会社」に対して、「金貸して!」って言いに行く感じ。



しかし、お願いしてくるのが会社だったとしても、単純に「絶対増やすから、金貸してよ!」って言ってきたとしたら、なんか嫌ですよね?



でも、頭の良い人はこう考えたんです。



なんか、カッコイイ名前つければよくね?



そこで、「ファンド」というオサレな名前が発明されました。



「ファンドで~す!出資して下さい!」って伝え方でお金を集めると、あら不思議!お金を出してくれる人が多いんです。





似たような逸話として、こんな話があります。





肛門

何者だ!

ウンコ

お、おならです

肛門

よし、通れ!!




話をまとめると、



単純に

パチンコしたいから、金貸して!

と伝えては、ダメです。今後はこう言いましょう。

パチンコファンド組成するから、出資して!!




なんか、オシャレじゃないですか?




この話みたいに、呼び方をカタカナにするだけで、なんかイケてるサービス・商品かのように錯覚させることが可能なんだと思います。

要は、伝え方が大切ってこと。







ほら!



カタカナにするだけで、まるで素晴らしいサービスかのように感じませんか?



ちなみに、僕はウーバーイーツ配達員のことを「騎兵奴隷」と呼んでいます。



「出会い系」とか「援助交際」と言うと、汚いおじさんがJKを金で買うように感じますが、「マッチングアプリ」「パパ活」みたいにカタカナにするだけで、まるで清い交際をしているみたいに感じます。



そういうことです。



ファンドに話を戻しましょう。

このファンドなんですが、投資する対象が「パチンコ」なら、パチンコファンドみたいな名前をつけるんです。



例えば、こんな感じ↓




第N号ファンド

通称:オンラインサロンファンド
〜 呼び名を変えた新興宗教 〜

投資対象銘柄(一社だけ抜粋)

(株)プぺレ
絵本を出版し、映画化されて大ヒット。1人10回視聴というノルマを課すことで、鬼滅超えを狙う。また、社員に給料を払うのではなく、働かせた社員からお金をもらうという画期的なスキームにより世界から注目を集める。



こんな感じで、集めてきたお金をファンドのコンセプト(オンラインサロンファンド 〜 呼び名を変えた新興宗教 〜)に合致した中小・零細企業(こっちの世界におけるベンチャー企業)に投資します。



話はそれてしまうんですが、



個人的に、自分のことを「○○社長」と呼ぶ人間は、大抵の場合ろくでもねぇ人間だと思ってます。



まともな人間は、自分のことを「○○社長」とは呼びません。



例えば、Hard Bankの損さんが自分のことを「損社長」とか呼んでたらキモイでしょ?



他にも、



トヨテ自動車の社長が自分のことを「トヨテ社長@年収100億」みたいなアカウントつくって、SNSやってたら、ドン引きしませんか??




ごめんなさい、話がそれました




話を戻して、こういった投資対象(ファンド)のコンセプトに共感した会社の偉い人の靴をペロペロなめたりする営業で、実際にお金を集めて投資します。


しかし、


お金を集めて投資するだけ十分ではありません。投資した先の会社のビジネスが上手くいくように、サポートしたりも必要です。僕は、そこら辺の仕事に関わっていました。



例えば、
投資先がパチンコ屋だとすると、そこに会社の皆で仲良く、パチスロ打ちにいくみたいなもんですね。そうすることで投資先が売上UP!みたいな。


他にも、アドバイスする的な要素もあったりします。



アドバイスってどゆこと?と思う人様に、丁度良いエピソードがあるので、それをお話しようと思います。




これは、当時僕が大学生だった頃の話です。




僕は、仮免の実技試験に10回連続で落ちて、むしゃくしゃしていました。

なんなら、5回目あたりからは合格ではなく、試験官を道連れにして、壁に面接官だけ激突させる良い方法がないか?と考えるようになっていました。


そんな荒れていた時期、初めてパチンコに行った時のこと。



何も知らない僕は、駅前の汚ったねぇパチンコ屋に入ました。キョロキョロと周りを見渡すも、当然何も分かりません。とりあえず、テキトーに席につきました。



その時店にいたのは、僕の他に一人だけ。
ガリガリに痩せこけた、今にも死にそうなおばあさんでした。



訳も分からず、とりあえず1時間くらいやってみました。



しばらくすると、数字がそろって大当たり?的な状態になりました。



しかし、
パチンコをするのが初めての僕は、右打ち(※当たったらするやつ)を知らなくて、「これ当たったんじゃないの?何も変わんなくね??」と思いながら、そのまま普通に打っていました。


※右打ち




すると、
後ろの席に座っていた、今にも死にそうなガリガリのおばあさんが

右打ちしろやぁぁあああ!!!

と発狂しながら、飛びかかってきました。




僕としては

これ、どういう状況!?

と思っていると、





そのクソババアは、僕が握っていたパチンコのレバーを僕の手と一緒に「グイッ」と右にひねって、

これが右打ちじゃぁあ!!分かったかぁぁあ!?

と言ってきました。




一応、

あ、ありがとうございます…

と答えたものの、やはり「これどういう状況?」と内心思ってました。




そんなこんなで、
最終的に7000円負けて家に帰りました。




店を出た後、パチンコ好きな友達にLINEしました。右打ちとはなんなのか?そして、この奇奇怪怪なエピソードがどういうことだったのか?について聞いてみました。



そして、謎が解けました。



その友達曰く、

そのババアはな、お前があまりにアホなことしてるから、残り少ない寿命を削って教えてくれたんだよ!感謝すんだな!!
普通、当たったら右打ちするの!!

とのことでした。




なるほど…




さらに、1つ謎が解けました。




当たった後から、不二子ちゃんがずっとなにかを叫んでいるなと思っていたんですが、あれは実は「右打ちよ!!」と言っていたんだということが分かりました。




このエピソードは以上です。




この話で何が言いたかったのかというと、素人が我流でやっても上手くいかないということです。



何事も、経験者(右打ちクソババア)に導いてもらったりすることで、効率が良くなるって話。



投資先の会社に対して、このエピソードに登場するおばあさんみたいに「右打ちしろやぁぁあああ!!」的なことをするのが、僕の新しい仕事でした。



伝わったかな?




3.会社と同僚を皆さんに紹介します

前のパートで僕の業務内容について触れましたので、次は「人」に触れたいと思います。



僕は今でも、この会社のこのメンバーと働けたことに心から誇りに思っています。そして、個性豊かなメンバーを皆さんにも伝えたくなり、いてもたってもいられずにまた記事を書いてしまいました。



なので、この記事を読んで、僕が尊敬する大切な同僚をバカにする奴が現れたりしたら、絶対に許しません。





ここから先は、その前提で覚悟して読んでください。





まず、会社について紹介します






・(株)SCAMホールディングス

東證一部上場企業。
傘下に数多くのグループ会社を持つ。

日系企業でありながら、外資の様なフレキシブルな働き方ができる。
しかし、給与水準は地方の中小企業並み。数多くの胡散臭いビジネスをしているコングロマリット企業。
当社は5年ほど前、大型のM&Aをしたことで有名になった。
なぜなら、買収したのは、あの日系戦略コンサルティングファーム(株)ハリガネムシ・コンサルティング・グループ(通称:HCG)だったからだ。



HCGでは、お客様のことを「カマキリ」と呼ぶという社風があり、その宿主と一緒に成長することを会社の理念としている。
また、2010年にHCGが生み出した「SNS上で高額な『稼ぎ方』を教える」というコンサルティング手法は、業界のデファクトスタンダードとなっている。

(参考)ハリガネムシ・コンサルティング・グループ



・(株)Red Character

SCAMホールディングス傘下の子会社の1つ。




「社員の全員を部長にしてみたら、面白くね?www」というグループCEOの常軌を逸した思いつきによって設立されたグループ内ベンチャー。
創業以来、売上ゼロを貫く、ストロングスタイルの経営に強みを持つ。一瞬たりとも黒字になったことはない。



社員は、年次に関係なく全員もれなく「部長」という役職なので、上場企業の社長や専務といった経営層と商談する機会が多い。
名刺交換をすると、社長から「この若さで部長とは…!!とてつもなく優秀な方だとお見受けしました」と毎回言われることになる。
しかし、偽りの部長たちとしては「本当にごめんなさい!優秀だから部長なんじゃないの!!全員もれなく部長なの!!!信じてもらえないだろうけど…」と心の中で額から血が出るほど土下座するという、この会社でしか通じない特殊過ぎるあるあるが存在する。
また、外部の講師が勉強会に来てくれた後に、一同で名刺交換をすると「へぇ…部長さんなんだぁ」「え、あなたも?」「そして、あなたも?」「まだ他にもいるの!?」「てか、全員そうなの?どゆこと??」という反応をされ、それを見て社員一同が爆笑する。


座席表



・Fantastic Illusion Co., Ltd.

SCAMホールディングスの海外の投資先。
シンガポールのベンチャー企業

「わが社のAIが全人類の仕事を奪う!」という、どう考えても無理なビジョンをCEOが公の場で言いまくる。
あまりに自信満々に発言することから、それを可能にするとてつもない算段があるのかとメディアから深読みされているが、とてつもなくヤベぇ奴なだけで、算段など何も持ち合わせてなどいない。


そんな実態にも関わらず、数多くの会社から資金調達することに成功しており、社員ですらその理由は分かっていない。
直近では、損正敏(通称:損さん)率いるHard Bank グループのピジョットファンドから1000億円調達したことで話題になった。もはや、凄腕の催眠術師なのではないか?という噂が広まっている。






次に、
これらの会社で働く個性豊かなメンバーを紹介します





(株)Red Characterの社員





・最上 強(もがみ つよし)

(株)Red Character代表取締役社長
兼 SCAMホールディングスCEO。
絶対神。




オーナー社長であるため、このお方の前では「おっしゃる通りですぅ!」しか言うことが許されない。もし、それ以外の言葉を発した場合、翌日以降にその人のことを社内で見かけなくなるという七不思議がある。



毎日ウンコをするような感覚で、思いつきで社内ベンチャーをブリブリ生み出してしまう。
もちろん、誰も逆らうことはできない。この天災に巻き込まれてしまった人間は、転職するか立ち上げた社内ベンチャーをIPOさせるしか逃れることはできない。
しかし、過去20年間で後者の選択肢を成功させた人間は誰一人として存在しない。
サラリーマン社長は所詮操り人形の一体でしかなく、オーナー社長こそが神なのだと、身をもって教えてくれた一種のキチガイ。



・小判 醒(こばん さめ)

低学歴ながら、最速出世コースを歩む。
役職は真・本部長。

最速出世コースという覇道を歩んでいても、心のどこかで学歴コンプが拭えないのか、東大卒の新卒が入ってくると、飲み会の場で「仕事はなぁ、学歴じゃねぇんだよ!分かったか!?」と高圧的な態度をとる姿が度々目撃されている。



(株)Red Character代表取締役社長 兼 SCAMホールディングスCEOの一番のお気に入り
その立場を利用し、ありとあらゆる無理難題を押し通そうとする『ワンピース』初期のヘルメッポみたいな男。若くして出世したことで、早くも保身に走り始めた一種のキチガイ。



・僕(ぼく)

転職組。役職は部長。私文。

これまで、自分をハイレベルなキチガイだと思って生きてきたが、この会社で自分を遥かに上回るキチガイ達に出会い「バカな!一人一人がこの俺と互角…いや、それ以上だと!?」「こんな奴らが、野心も持たず隠れていたとは…」と井の中の蛙に過ぎなかったことを知った。
しかし、そんな絶望的な状況下でも「世の中にはこんなヒデェ奴らがまだまだいたなんて、逆にワクワクすっぞ!!」と考えることができる前向きな性格の持ち主。
実態はどうあれ、「部長」と書かれた名刺を手に入れたことで、展示会に頻繁に赴き、あたかも決裁権をもつ重要人物のフリをする遊びを覚えた。
「こ、これは…非常に興味深いサービスだ!うちのグループ全体での導入もありえるかもなぁ…」「え?社員数はグループ全体で1万人ですが!?デュフフw」と偉そうに振る舞うことに至上の喜びを見出す一種のキチガイ。



・臼島 香(うすじま かおる)

転職組。役職は部長。こう見えて理系。

僕と同じプロジェクトのメンバーの一人で、前職では債権回収の仕事をしていた。グループ内では「臼島くん」と呼ばれている。
しかし、そんなバックボーンからは想像もつかないほど優秀。
前職のクセなのか、在籍確認っぽい電話がかかってくると、借金の取立ではないか?と全力で疑ってくる。
多重債務者という現代に生きる魑魅魍魎と闘ってきた経験から、信用情報に関する知識に関しては、闇側の人間くらい持っている。
理系なのに、メーカーの研究職を蹴って、新卒で多重債務者を追いかけ回す仕事を選ぶ一種のキチガイ。



・優木 秀雄(ゆうき ひでお)

新卒入社組。役職は部長。理系の院卒。

同じプロジェクトのメンバーの一人で、うちの会社の中で最も優秀な男。
しかし、優秀過ぎるが故に「他のポンコツ共に任せるよりも、全て自分でやった方が早く終わる!」と仕事を沢山引き受けてしまいがちな弱点を持つ。
朝出社すると「おはようございます!」ではなく「36協定、限界突破!!」と挨拶してくる程の残業時間をほこる。にも関わらず、誰から指示された訳でもなく、勤怠を過小に申請する社畜として完成された完璧な男。
院卒に対して、給料がUPする制度が存在しないうちの会社に入社した一種のキチガイ。




・無脳 凡骨(むのう ぽんこつ)

新卒入社組。役職は部長。Fラン卒のイケメン。

提供平成大学が血の涙を流しながら土下座するほどの馬鹿。無能すぎて、彼が関わったプロジェクトは全て大炎上するため、『ハリーポッター』世界におけるヴォルデモート並に会社内で恐れられている。
しかし、本人は自分のことを非常に優秀な人間だと本気で思っており、ダニング=クルーガー効果(※)が擬人化した様な男。


無能なだけではなく、行動があまりに奇想天外なため、たった一人で会社を滅ぼす可能性を秘めていると認識されており、人事から範馬勇次郎・オリバ・ゲバルの3人並みに監視されている。
彼が一定のスピード以上で移動すると、(海外の機関投資家の売りを呼び)会社の株価が70円下落する。
また、ダンゴムシに接戦の末、敗北する程度の知能しか持ち合わせていないため、平易な会話のキャッチボールをすることすら非常に困難。
彼と5分以上の会話をしてしまった人間は、あまりの嚙み合わなさに、精神が崩壊してしまう。


『アクセンティア物語』第二部の主人公。


※ダニング=クルーガー効果




SCAMホールディングス傘下の他の子会社の面々





・加藤さん

自称青森県出身。

別の子会社の人間ではあるものの、僕のプロジェクト分野に含蓄のあるおじさん。そのため、出張について来てもらうことが多い。


「青森の人はね、なんでも骨ごと食べるんだよ!」と言って、極太の骨付きチキンを骨ごとボリボリ食べていた。この人の言う「青森の人はね~」という話は、ほとんどが絶対嘘だと思う。一種のキチガイ。



・延黒さん

加藤さんの部下。僕と年が近い。

お酒が好きで、毎日飲み会していた時期があり、毎日ホテルから通勤して給料が全て消えていた時期があるというエピソードを持つ。
読んでお分かりの通り、僕の話の中の登場人物としては、圧倒的にキチガイとしてのレベルが低い。話相手として、出張にいつもついて来てもらう。ご当地グルメを食べるために、毎回前泊する一種のキチガイ。



・ 太井さん

加藤さんの部下。僕と年が近い。

『BLEACH』に出てくる護廷十三隊、十二番隊隊長の涅マユリみたいな男。ヤバイ研究とかしてる、マッドサイエンティスト的な雰囲気を持つ。
見た目だけではなく、言動もサイコ。仕事ができるが故に特別に許されている様なタイプかと思いきや、めちゃくちゃポンコツ。一緒に仕事をすることになった人を、このノリ突っ込み不可避の罠に陥れる一種のキチガイ。





海外投資先である
Fantastic Illusion Co., Ltd.の社員




・ニックさん

Fantastic Illusion Co., Ltd.のCEO。外国人。

日本語が分からない様なそぶりをしているが、スピーキング・ヒヤリング共にそれなりのレベルで習得している。
商談先では「日本語ほとんど分からない外人」のような面をしてしばらく黙ってるのに、突然日本語を流暢にしゃべり出すため、先方の出席者は驚いてみんなコーヒーを吹き出す。
日本語を話し出した後は、外国人故に変なことを言ってるのかと思われているが、実はシンプルにヤバいことを言っているだけだと、商談相手の人達は分かっていない。
加藤さんに、偽りの日本文化として「日本では、なんでも骨ごと食べるんですよ」と教えられ、会食の場で極太の骨付きチキンを骨ごと食べさせられていた。「ウ、ウゥ…オェェエエ!!」とか言いながら、なんとか完食し「こ、これが日本か…」と感動していた一種のキチガイ。



・フェルナンドさん

Fantastic IllusionのCEOニックさんの右腕。
日系アメリカ人。




前は投資銀行で働いていた。具体的にどんな仕事をしていたのかは全く知らないが、おそらく「投資」が好きな人が集まる「銀行」に違いない。
そこから、Fantastic Illusion Co., Ltd.に転職した一種のキチガイ。



・メアリーさん

日本に留学していた。
狂大大学院卒(学歴ロンダ)。外国人。

日本語、英語、中国語、フランス語の4カ国語が話せるクアドリンガル。僕はこの人に出会うまで「クアドリンガル」という言葉を知らなかった。
また、高いレベルでの日本語⇔英語の同時通訳が可能。4カ国語も話せるのに、そのほとんどの言語を使わない仕事をしている一種のキチガイ。



会社・人物紹介としては、これで終わりになります。




4.次回予告

今回のお話、いかがだったでしょうか?



今回は、僕の仕事と僕の職場で働く仲間たちを紹介させて頂きました。



次のお話は、僕が昔住んでいた家のお話です。




次回、第三話

『 NAMAPOHOUSE(ナマポハウス)~ 魑魅魍魎の住まう館 ~ 』




是非、次の話も読んでみて下さい!!



異常

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