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ファンがほぼすべての創作に関与する初音ミクのビジネスモデルをスポーツに応用する


初音ミク

というキャラクターの存在
は知っていましたが、

ファンが
ほとんどすべての創作を行っている、


ということは知りませんでした。

生みの親は
クリプトンメディア。

著作権を解放し、

ストーリー、楽曲、デザインなどを
ファンの創作に委ねました。

レディーガガの前座を務めるまでに成長した
コンピュータープログラミングキャラクターは、

売り手と買い手を隔てる境界
をあいまいにして、

常識的には守られるべき

参入やアクセスの障壁
を取り払うことによって

爆発的な人気を獲得しました。

ファンの時間とエネルギーが
初音ミクに注ぎ込まれるという

ファンの「参加体験」が
大きな価値を生んだ

という事例です。

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■日本アイドル業界は

「未熟」な段階でアイコンを舞台にあげ
ファンの声援をうけて成長させていく

というビジネスモデルで
発展してきました(あくまでも個人の見解)

韓流アイドルのように
歌やダンスをハイレベルに仕上げ

成熟するまでは世に出さないスタイル
とは一線を画している。

僕たちはどうやら

完成品よりも
試作品のほうを好むらしい。

プロトタイプを自分たちの(ファンたちの)
好みにあわせてカスタマイズするべく

おカネをはらってコンサートに行き
CDやグッズをせっせと買いあさって、

アイドルの成長を後押しする。
(ときに意見したり、感想をとどけたりして)

そんな「成長プロセス」
を大事にする国民性が

僕たちのDNAに
備わっているのかもしれません。

初音ミクがクリプトンによって
1から10までコントロールされ

完成品として世に出ていたとして
果たしてレディーガガの前座オファーが届いたかどうか。

国民的アイドルとして
ヒットチャートの常連になったかどうか。

よくよく考える必要がある、
そんな問いを持ちました。


■これら現象を

スポーツビジネスという文脈
に落とし込んでみると

どんな変化が生まれるでしょうか?

サッカーオタクの僕にとって
週末はメインコンテンツのお披露目

公式サイトやSNSなどを通じて
「うっすら」と漏れ伝わる情報から

「想像力」をフルに発揮して
情報を事前に組み立てます。
(往々にして自分の都合のいいように)

試合会場は

そんな個人の想像の域を出ることのない
完成品(と思われる)光景が広がり

僕たちの五感を刺激する。


もちろん興奮するし、

ときに自分の都合のいい想像に反する結果
に憤ることもあるのですが、

やっぱりまた来たいと思う。

何十年もサッカーオタク
を続けている僕の実験結果によると

メインコンテンツを
最大の売り物とするビジネスモデル

それなりの「中毒性」をもたらす
ということは

どうやら間違いありません。


■では、

初音ミクよろしく

サッカークラブの日々の活動プロセスが
可視化されて、ファンに共有され、

状況次第では
いくらでもクラブの運営に参加できる

という世界が成立したら

メインコンテンツ(試合)の価値は
いかに変化するでしょうか?

おそらく、というか
かなり高い確率で

飛躍的な向上が実現される
と想像している。

少なくとも
価値が目減りする

という事態に陥ることは
ありえないでしょう。

成長プロセスに関与するのが
大好きな国民性が黙ってはいない。

しかもそれが

スポーツクラブで実現できるのだから
スポーツ好きにはたまらない?!


■スタジアムに

テイラー・スウィフトを呼ぶ

という企画が仮に立ち上がり
おそらく相当苦労するであろう

提案、折衝、交渉、
準備、やり直し、再構築、、、

集客のための企画プロセス
の概要、そして苦労などの感情を共有した上で

テイラーがピッチに登場し
大歓声を背に歌を披露する場面をみて

感動が増幅されない
という人は限りなく少ないはず。


試合に出る選手が

不幸にも練習中にケガをして
別メニューで調整しながらも

大きな声を出して
メンバーを鼓舞している状況を

知っているのと知らないのとでは

ピッチで躍動する当該選手に
声援を送る情熱の多寡は

比較になりません。

■当然、

今までにない仕組みなので
とまどいや軋轢、葛藤はゼロではないでしょう。

あたらしいこと、常識をくつがえすこと
が世に出回るとき

批判や中傷どころの騒ぎではなく
人の命まで奪われることは

天動説や進化論
が唱えられた時代から今に至るまで

実証され続けてきた
変化にあらがう人間の心理。

ですが時間を味方につけて
変化を受け入れてきたのもまた事実で、

だからこそ人は進化し
豊かさがもたらされてきました。


■毎度のことで恐縮ですが

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今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございます。

それではまた明日。
おつかれっした!




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