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気分が最悪のときこそチャンス


noteを書く時間帯。
皆さんは意識してますでしょうか?

私は原則、午後

特に頭が疲れている夕方あたり
ベストです。

かつては
できれば午前中に、

まだ集中力が残っているときに、
時間があればできるだけそのタイミングで

仕上げていました。

そのほうがクリエイティブに文章が書ける
と思っていたからです。


■ところが

創造的な文章を書こうと思えば、
脳がクリアな状態より、

むしろ疲弊している状態の方が
適していると、

いろんな本を読んで
気づかされました。

集中力だけではありません。

「何か作業をしながら」
「ノイズがある場所で」
「リソースが足りない状態で」

一見すると創造性の邪魔になりそうな要素
をあえて取り入れていくことで、

いいアイデアが浮かぶ
という実験結果があり、

リーキーアテンションという用語で
まとめられています。

潤沢な予算、時間があると、

「言い訳」の原因になってしまったり、
失敗する恐怖が大きくなってしまったり。

アイデアは足し算より、
引き算によって導き出されるということでしょうか?


■干ばつに襲われた国。

資源が極めて限られた環境下で
とある少年が、

廃材を組み合わせて
風力発電機と汲み上げポンプをつくって、

水不足の危機から
国民を救いました。


たくさんおもちゃを与えられた子どもと、
4つしか与えられたなかった子どもでは、

後者の集中力は2倍になって、

いろんな組み合あわせを編み出して、
創造的に遊び始めました。


「モノがない時代に生きるとは?」
というエッセイを書いたあとに

クリエイティブなアイデア出し
をさせた場合、

エッセイを書かなかった人より
22%も多くアウトプットができました。


リソースの少なさが
創造的な思考を活性化させる
ことを

(科学的に)証明した事例です。

豊かな日本においては、
あえてリソースを限定する状態をつくり出すと、

いい結果につながる
といわれています。


注意散漫のメリット。

数学の問題を解いている途中で、
歴史の問題にとり組んだ人は、

数学の問題を解き続けた人に比べて
40%もスコアが高まりました。

ひとつのことに凝り固まって、
うなってばかりいるくらいなら、

お酒を飲んでみるとか、
寝てしまうとか、マンガを読むなど、

注意力を発散させることは
一定の効果がありそうです。


■ただし気をつけたいのは、

「アイデア出しの段階」という条件。

アイデアを出すときは、
静かなところより騒がしい場所が適していますが、

「アイデアをカタチにする」

ときは外部の音をシャットアウトした環境
を選ぶことが重要になります。

noteでいうと、
たとえば電車に乗っているとき

ヒントをあちこちから引っ張ってきて
文章のアイデアを構成して、メモを取り、

帰宅して
静かな部屋で文章化する

という成り行き。


午前中の、
認知能力が高まっている時間帯に

読書などのインプット
を済ませておいて、

午後にアイデア出し、
アウトプットに費やすわけですが、

注意力を散漫にさせたあと、
注意力を再度集めてくる

といった工夫をすると
いい文章が書ける(と思っています)


■#毎日note

というハッシュタグを
よく見かけますが、

日刊配信を心がけている人は多い。
YouTubeとかでもそうですよね。

私も先日ようやく
300日を超えましたが、

その何倍も連続投稿を実現している人がいて
リスペクトしかありません。

徹底した時間管理、
集中力のコントロールなど、

おそらくいろんな工夫、仕組みを
構築、駆使しているはず。

人間ですから、
調子のいい日ばかりではありません。

感情が大きく下がるような、
嫌なことが起きて

ネガティブな感情に引きずられることも
あると思います。

でもそんなときこそ既述の
リーキーアテンション(注意散漫)を活用して、

モヤモヤしている脳だからこそ、
クリアな脳ではないからこそ、

クリエイティブな思考が促される
という心がけ、

「うっとうしいときこそクリエイティブに」

と3回唱えて、
なかば強引にでもnoteを書いてみたほうが、

気持ちが回復しやすくなる
というのはしばしば起こりえます。

負の感情をいつまでも反芻して、
いいことは絶対ありません。


ちなみに今日の私は
めちゃくちゃネガティブでしたが、

無理やり自分に言葉を投げかけて、
強引にアウトプットしてみました。

今日はその振り返りnote
でした。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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