死ぬほどマジメな私が学校をサボって旅行に行ってきた話①

私はバカ真面目です。さらに要領も良くありません。力の抜き方というものが未だによく分かりません。
そんな私に限界が来てしまったときの話です。

へぇ、寝てても卒業できるんだ

高校は美術専門の科がある学校へ行ったのですが、3年間とても楽しく充実していました。
私は大学へ行きたかったので勉強の方も頑張りました。
美術も学科も課題はすべて提出し、学科のテスト勉強も手を抜かず、放課後の講座と呼ばれる授業にもできる限り出ていました。授業中に寝ることもありませんでした。
課題を出さない不届きもの、授業中机に突っ伏す人を見て「マジメにやってる自分の方がいいことがあるはずだ」と頑なに信じ、真面目に勉強しました。

が、大学に落ちました。
そもそも美大に現役で入ることが難しいのですが、当時の私は結構ショックでした。あんなに頑張ってきたのに、と（今考えると、大学というのは頑張っていようがいまいが合格レベルに達した人が受かるところです。頑張りの大きさなんて関係ないです）。

高校を卒業する時。
学校を休みがちだった子も、
あまり課題を出していなかった子も、
授業中スマホいじってた子も寝てた子も、
みんな卒業しました。
なんだ、卒業できるんじゃん。
それがなんだか無性に悔しくて、ああ、だったら私もサボっとけばよかったな！と思いました。 

やるなら今しかないかもしれない

その後二年のフリーター期間を経て学費を貯め、さらに奨学金を利用して舞台美術の勉強ができる専門学校に入りました。
予備校に通うお金も気力もなかったので美大への受験はもう考えていませんでした。
学校に通いながらバイトもやりました。正直なところ、お金を払った学校生活よりお金をもらったバイトの経験の方が今、より役に立っている気がします。うーん、なんとも皮肉。

専門学校でもマジメに勉強しましたが、心の底にはあの時感じた「サボっとけばよかった！」という悔しさがありました。
専門学校は高校よりもきっと厳しいはずですが、授業等見ていてもあまりそれを感じることはなかったです。
そしてこれから待ち構えているのは”就職”。
やるなら今しかない……。

ということで！私もサボってみることにしました！

「サボり」への嫌悪感、借金してまで学校に通っているのにサボることへの罪悪感、たかがサボりで考えすぎる自分……。次回とは言いませんが続きます。

Creema、Twitter、イラストACやってます！よろしくお願いします！！

#イラスト   #学校  #勉強  #旅行  #旅