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【the fuu のピロートーク】ナスにみるダイバーシティ  2/2

皆さんこんばんは、寒い日が続きますがいかがお過ごしですか?

アート教育に絡めてthe fuuの新商品を紹介している当記事。

2/2では
▶︎アート教育とは
▶︎the fuuが込めるメッセージ

へと話を展開していきます!

※まだ1/2をご覧になっていない方は合わせてご覧ください!
the fuu のピロートーク<ナスにみるダイバーシティ>1/2


▶︎ アートの教育って何?

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美術教育とは、美術学校等で西洋美術の知識や技術を学ぶことを指します。
アート界では、このように美術教育を経たアーティストによる作品がメインストリームとなっています。

対して、美術教育を受けていないアーティストが制作した作品は、
「アウトサイダー・アート(英)」
「アール・ブリュット(仏)」

などと言われ、しばしばアカデミックアートの対極に位置付けられます。
独学のアーティストのほか、精神疾患を抱えた方、子供の作品、民族美術も含まれます。
日本では、山下清(1922-1971)さんがアウトサイダーアーティストとして知られています。

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この分類の通り考えれば、
Koushiはアウトサイダーアーティストと言えるでしょう。

実際、当人にとってそんな分類はどうでもいいことだと思いますが、
特に技術面が注目される日本のアートにおいては
「美術教育を受けていない」ことがネガティブなフィルターになってしまいやすい傾向にあるように見えます。

Koushiと同じように、教育を受けずとも生きるままにこのような素敵な作品を作ることができる方々がたくさんおられるはずなのに。
「美術教育」というフィルターによってどれだけのアーティストが見えなくなってしまっているのだろう…

と、思えてきませんか??


▶︎the fuuが込めるメッセージ

そんなこんなでずっとKoushiを応援してきた私たちですが、
たくさんの方々にご支援いただきながら、
ようやく彼の才能をみなさまにお見せできる日がやって来たのです!
こんなに嬉しいことはありません!この場を借りて心から御礼申し上げます。


…ところでみなさんは、ナスの色といえばどんな色をイメージしますか?

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この紫色ですよね。

しかし、ナスの英名は [Eggplant (たまごのような植物)]
なぜかというと
18世紀頃まで西洋ではナスは白色が主流だったから。
逆に当時は紫のナスは希少種だったそうな!

これに着想を得た私たちは、リスペクトを込めて彼の絵を3色に展開しました。

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そしてthe fuuがテーマにする「ダイバーシティ」のメッセージを
「常識の不確かさ」という視点から投げかけます。

私たちは、見慣れた物事を「常識」で「正解」だと思い込んでしまいがちです。
しかしそれは時代・場所・視点などの環境によって常に変わりうるものだということが、ナスの名前の由来にもよく表れています。

そしてこれは私たち自身についても同様です。

私たちの肌の色や外見の個性に「常識」や「正解」ってあるのでしょうか
それぞれの人生のコースに「常識」や「正解」ってあるのでしょうか

常識にとらわれない彼の作品が、私たちに本質を問いかけているかのようです。


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ナスのピロートークはこれで終わり。
長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

それではみなさま、素敵な夢を…☆

Special Respect for Koushi♡
LOVE, Meg

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商品につきましてはinstagramで最新の情報をご確認ください。
▶︎Instagram

また、2020年1月30日までクラウドファンディングを実施中です。
今回紹介したナスのチャームもリターン商品として登場していますので、ぜひご支援のほどお願いいたします。
▶︎crowdfunding
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the fuuは "Everyone is different in wonderful ways" をモットーにプロダクト・コンテンツ制作を行なっております。 サポートしてくださった方には100倍のLOVEでお返しします♡