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親父54歳、副業始めます。 博多クラフトコーラhttp://thefirstday.theshop.jp

デザイン褒められること多いです。

先日、博多クラフトコーラのデザインを担当していただいたホソカワデザインの細川さんのところに商品を届けに行った。
クラフトコーラ全般に言えることだが、味はもちろんデザインも作り手の思い入れが強いので、パッケージもおしゃれなものが多い。僕も最初、ここは絶対外せないなぁと思っていたので、細川さんにデザインを依頼した。
昭和レトロなイメージをヒントに膨らませて多くのデザインを提案していただき、いろいろ話をしながら修正を重ね仕上げてもらった。僕自身とても気に入ったパッケージデザインになっている。
だから、味はもちろんデザインをほめていただいてもとてもうれしい。
 最近つくづく感じるのは、この何十年でデザインの受け持つ役割がとても重要になったということ。一昔前は、「あーもーちょっとパッケージよかったらなぁ」という商品でも「味がよかけん、うれるったい」みたいなある意味食品の基本がちゃんとできていれば、売れるストロングスタイルな時代があった。だから、小さな会社だと「このパッケージエクセルで作ってますよね。」みたいな商品もたくさんあった。しかし最近は印刷技術の発達や小ロット印刷への対応、デジタルに対しての対応力の向上などで、小規模でもとても素敵なデザインの商品を作ることが出来るようになっている。そして商品を選ぶお客様もネットの浸透によってビジュアルについての目利きも向上していると感じる。今後は味+パッケージ(デザイン)+αの時代になってくるだろうし、実際もう始まっている。最近、百貨店や空港などで販売している商品は、(特にお菓子は)味+パッケージ(デザイン)+ストーリーになっている。購買するお客様に購買を決定させる理由をたくさん準備していて材料や製法のこだわりから、最近は物語仕立てで世界観を構築しているものまである。それが大手企業だけでなく、個人の方でも見ごろにやってのけているところもあるから本当に驚きである。そんなレッドオーシャンに僕は船出を始めている。海賊王にもクラフトコーラ王にもなれないだろうが、この荒波の中を航海し続けたいものだ。

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