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ロックンロールバンド人生

GASORINのGANさんが以前「バンドは演奏するだけじゃない!めちゃくちゃやる事があるんだ。」的なツイートをしてた。

確かしそうだ。1人ではなくなりバンドというものを組むと確かにやる事が増える。「組む」というだけあり、どこかが緩んでもダメだし、パーツが逆になっててもダメ。

1人の時はライブ前スタジオにも入らず、当日を迎えたり、リハ無しなんてのもザラだったがバンドとなればそうはいかない。まずは曲を共有してそれぞれが練習して合わせる。その繰り返し。もっと言えば曲を共有するにはデモ等の形にする必要もある。1人なら脳と直結なんだけどね。

ライブをやると言ってもスケジュール合わせがある。社会人となった人間数人分のスケジュールを合わせるのは中々難しい。もちろんライブとなると基本的には数ヶ月後に予定される訳なので、今週、来週の予定を合わせるのとはまた違う難しさがある。

その他GANさんのツイートにある様に、曲作り、編曲、レコーディング、グッズ作成、販売etc、、、 もうこれは完全に会社だ。会社経営の様なもの。ただ、会社と違うのはある程度の所まで行かなければ収益が無い所だ。つまりメンバーはこれらを無償どころか、懐から払って続けていくわけだ。

こりゃー難しい訳だ。つい昨日知人のバンドが止まっているというか、ほぼほぼ解散状態だと知った。カッコよくて、勝手にライバルだな!なんて思ってたのたが。
著名なバンドでも脱退、解散という話は次々に聞く。いや本当に次々、矢継ぎ早に。

考えてみれば会社やお店が潰れるなんて話は珍しくないし、カップルや夫婦が別れる事もよく聞く話しだ。

仕事でもなく、報酬もない、恋愛感情もないアマチュアバンドを続けるっちゅーのは難しい訳だ。
ただ上に書いた知人も「俺は言ったからにはやる!諦めない!」と言っていて、いつかはまたバンド活動をやるつもりだ。


まあ自分もそんな感じでバンドやる前からバンドマンだった様な変な感じでこれからも右往左往、紆余曲折しながらもバンドをやっていきたい。1人では味わうことの無い困難や困惑の先には1人では味わう事が出来ない快楽や幸せがあるはずだからだ。

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