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ソフィアの闘病日記⑮

2021/9/25

ソフィアが天国に行って20日が過ぎました。
毎朝起きる度にソフィアは、もうここにはいないことに気づかされ、寂しくなります。
友人や姉から、今でもお花や贈り物が届き本当に感謝です。


ソフィアが天国に行った翌日から、神様のご計画のように、秋の祭りが始まりました。今年は、初めてベランダに仮庵を設置しました。

ソフィアがいる時は、猫は隙間が好きなので、ソフィアが8階のベランダの柵の隙間から落ちたら大変なので、ベランダに出ることはありませんでした。
仮庵は、秋の風が気持ち良く、気晴らしにもなります。

エデン農園でも仮庵を作り、家族で仮庵の祭りと収穫祭をお祝いしました。

仮庵の祭りは、7日間続きます。今日は、仮庵5日目の安息日。この日は、トーラー(聖書のモーセ5書)の申命記の最後の箇所を読みました。

[申命記 34:7-12]

モーセが死んだときは百二十歳であったが、彼の目はかすまず、気力も衰えていなかった。

イスラエルの子らはモアブの草原で三十日間、モーセのために泣き悲しんだ。こうして、モーセのために泣き悲しむ喪の期間は終わった。

 ヌンの子ヨシュアは知恵の霊に満たされていた。モーセがかつて彼の上にその手を置いたからである。イスラエルの子らは彼に聞き従い、主がモーセに命じられたとおりに行った。

モーセのような預言者は、もう再びイスラエルには起こらなかった。彼は、主が顔と顔を合わせて選び出したのであった。

それは、主が彼をエジプトの地に遣わして、ファラオとそのすべての家臣たち、およびその全土に対して、あらゆるしるしと不思議を行わせるためであり、

また、モーセが全イスラエルの目の前で、あらゆる力強い権威と、あらゆる恐るべき威力をふるうためであった。


申命記の次は、ヨシュア記となります。
ヨシュアは、モーセが亡くなった後にイスラエルの民を約束の地に導きます。この出来事と、イエス・キリストが昇天されて残された使徒達が、人々に神であるイエス・キリストの福音を伝えたのがキリスト教です。これらの出来事には、共通点があります。


[ヨシュア記 1:1-9]

主のしもべモーセの死後、主はモーセの従者、ヌンの子ヨシュアに告げられた。

「わたしのしもべモーセは死んだ。今、あなたとこの民はみな、立ってこのヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの子らに与えようとしている地に行け。

わたしがモーセに約束したとおり、あなたがたが足の裏で踏む場所はことごとく、すでにあなたがたに与えている。

あなたがたの領土は荒野からあのレバノン、そしてあの大河ユーフラテス川まで、ヒッタイト人の全土、日の入る方の大海までとなる。

あなたの一生の間、だれ一人としてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。

強くあれ。雄々しくあれ。あなたはわたしが父祖たちに与えると誓った地を、この民に受け継がせなければならないからだ。

ただ強くあれ。雄々しくあれ。わたしのしもべモーセがあなたに命じた律法のすべてを守り行うためである。これを離れて、右にも左にもそれてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたが栄えるためである。

このみおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。そのうちに記されていることすべてを守り行うためである。そのとき、あなたは自分がすることで繁栄し、そのとき、あなたは栄えるからである。

わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにおられるのだから。」


[使徒の働き 1:1-8]

テオフィロ様。私は前の書で、イエスが行い始め、また教え始められたすべてのことについて書き記しました。

それは、お選びになった使徒たちに聖霊によって命じた後、天に上げられた日までのことでした。

 イエスは苦しみを受けた後、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。四十日にわたって彼らに現れ、神の国のことを語られた。

使徒たちと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。

ヨハネは水でバプテスマを授けましたが、あなたがたは間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられるからです。」

そこで使徒たちは、一緒に集まったとき、イエスに尋ねた。「主よ。イスラエルのために国を再興してくださるのは、この時なのですか。」

イエスは彼らに言われた。「いつとか、どんな時とかいうことは、あなたがたの知るところではありません。それは、父がご自分の権威をもって定めておられることです。

しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」


ヨシュアは、モーセがいなくなって不安であったように、使徒達もイエスがいなくなって不安であったことでしょう。

仮庵は、私達の身体、この世の人生も仮庵と同じであることを示しています。
仮庵は、イスラエルの民を荒野で40年間、神様が守ってくださったことを思い出させます。同じように、神を信じて歩む私達のこの世の人生は、神様に守られます。

仮庵の祭りの8日目に、私達は仮庵から出ます。ヨシュアが約束の地にイスラエルの民と共に入って行ったことや使徒が伝道に出て行ったように。そのために神様の励ましと聖霊が与えられ、私達にも同じように聖霊が与えられているのです。

神様が私に与えてくださったソフィアとの16年間は、本当に全てが守られていました。ソフィアが居ない人生を歩む不安がありますが、この秋の祭りを通して神様が私を励まし、導いてくださっているのを感じます。

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