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乳がん再発か?

2021年12月27日に乳がんの癒やし宣言をしてから、約1年後の人間ドックで、乳がんのシコリが見つかった。

超音波検査の後、直ぐに医師に呼ばれた。女性医師は慌てた様子で、大きさとしては3cmくらいと言われ、紹介状を書くので精密検査をするように言われた。

人間ドックの検査を終えて、一旦ランチのため外に出た。私は医師に以前乳がん告知をされたことを伝えていなかったので、医師は驚いていたが、私は最初に乳がんを告知されたほどのショックはなく、やっぱり再発するのか、またかという気持ちだった。1年で急に大きくなるシコリとなると、転移する悪性の可能性が高い。

この1年の食生活は、気が緩んで以前のように、乳がんに禁忌の甘い物、卵、乳製品やパンを食べたり、国際薬膳師会の理事のボランティアや仕事も忙しくなっていた。さらに、母が認知症になり、むしろ母の認知症を薬膳で治すべく毎日食事を作ったり、週1で母を預かりお風呂や運動させたりなど介護が負担になっていたのかもしれない。また、睡眠不足が続いていたことを思っていた。中医学の癌の専門の先生に、癌が小さくなっても、記念日のケーキや一口のクロワッサン、介護でシコリが大きくなることは聞いていた。

ランチの後、午後の診断結果まで時間があったので、カフェでコーヒーを飲んでいると、友人からメッセージが届いた。

「元気にしてる?」

その友人は、2019年の夏に私が初めて乳がんの告知をされ、精密検査の結果を聞きに一緒に付き添ってくれた友人だった。

「乳がんが再発したみたい。自分でもなぜか分かってる。また、養生生活やり直ししなきゃ。」

友人は、また必ず養生で癒やされると励ましてくれ、お祈りしてくれた。

午後、人間ドックの検査結果を聞きに病院に戻った。人間ドックの数値は、乳房以外は、ほぼ全てオールAだった。乳がんのせいか右胸の上の鎖骨の下あたりが痛い。医師に聞いてみると、その位置に大切な臓器はないが神経が通っているので神経痛だろうと言われた。

精密検査の紹介状の宛名は、乳がんで通院していた病院だった。精密検査をすれば、待ってましたとばかりに、即手術と言われるだろう。私は、体重が3kgも減っていて、胸も小さくなっていた。3cm大のシコリを手術するには、胸をえぐり取ることになって、身体にも影響が出るだろう。悪性でも手術はしたくない。セカンドオピニオンの診察をしてくれた近藤誠先生は、今年の夏に他界されていたので診察も受けられない。胸の痛みは、鎖骨への転移なのか不安になる。

姉や何人かの親しい友人に話すと、励ましてくれ、癒やされるよう祈ってくれた。

仕事については、最近依頼が増えていた。どこかでおごりがあったのかもしれない、無理して受けなければ良かったと思った。養生するために仕事を減らしたい。幸い、翌日に上司との面談があった。今後のキャリアについてだったが、私は正直に体調が良くないため、仕事の稼働を緩めて欲しいとお願いした。上司は、身を粉にして働くようなことは止めてくださいと言ってくれ、介護についても理解してくれた。

エデン農園ビジョンについてもかんがえていた。これは本当に神に与えられたビジョンなのか、単なる私の思いなのか分からなくなった。今年は、沢山の方がエデン農園ビジョンに賛同してくれて、沢山のフェローシップができたし、スギナ茶を購入してくださった方もいた。クリスマスが近づき、エデン農園のセージとピラカンサのリースを作った。このリースが売れなかったら、エデン農園ビジョンは神の御心でないと示してくださいとお祈りした。その日の夜に、クリスマスリースが売れた。

エデン農園のセージとピラカンサのリース


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