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Faniconメンバーズコラム

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Fanicon運営チームによる、お役立ち情報などをご紹介します。
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#エンタメ

エンタメコンテンツにおける可処分時間の奪い合いは幻想?鍵は「共存」かもしれないという話。

皆さんこんにちは。Faniconマーケティング部の石浦です。 今回の記事でお話したいことは、概ね以下の内容になります。 ・当たり前のことではありますが、人間に与えられた時間は1日につき24時間です ・エンタメコンテンツの増加に伴い、1日の中で個人が自由に使える「可処分時間」の奪い合いについての議論が高まっています ・ただ、この状況を時間の奪い合いと見ることについては懐疑的な意見もあります ・なぜなら、コンテンツの増加に伴いそれに割く時間も増加しているからです ・この傾向を見

VTuberの投げ銭事情から、きっかけ作りの大切さに気づいた話。

皆さんこんにちは。Fanicon運営の石浦です。 今回の記事のポイントは以下になります。 以上です。 配信における投げ銭事情について気になった方は、早速本文へ行ってみましょう! 先日、大手VTuber事務所「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社様の決算資料が発表されました。 そのなかで私の目を引いたのは次の数字でした。 一般的に営業利益率は11%を超えると優良水準と言われています。 それを踏まえると、上記の30%近くの利益率がいかに驚異的なものかがわかるかと

「人を集める」だけだと危険?!コミュニティ作りで本当にやるべきこととは?

皆さんこんにちは。Fanicon運営の石浦です。 今回の記事のポイントを大まかにまとめると、以下のようになります。 以上です。気になった方は、早速本文へ行ってみましょう。 人を集めるだけでは成り立たない?! 唐突ですが、皆さんに質問です。 あなたは「コミュニティ」と聞いて思い当たるものはいくつありますか? パッと思いつくものとして、家族、会社、日本という国も挙げられそうです。 かく言う我々Faniconも、「ファンコミュニティ」のプラットフォームとして運営されて

「オンラインライブの未来を考える」事例に見る今後の発展へのヒント

こんにちは、Fanicon運営チームの石浦です。 最近では様々なオンライン、リモート化が進んでいますね! かくいう私も完全にリモートで出勤しておりますが、「案外快適に仕事できるもんだなぁ」なんて思ったりしています。 そんなオンライン化の波は着々とエンタメ業界にも来ております。 今回はオンライン化の進むエンタメを象徴する"オンラインライブ"の未来について皆さんと考えていきたいと思います! オンラインライブの地位は確固たるものに新型コロナウイルス蔓延により、現場でのライブ活動

ファンクラブやファンコミュニティはいつ始めるべきか?

「ファンクラブやファンコミュニティっていつ始めるべきですか?」 こんなご相談をいただくことがよくあります。 確かに、考えてみれば、明確なタイミングが決まっているものではないので判断が難しいですよね。 そこで、今回はファンクラブやファンコミュニティの特性から逆算して、 いつ始めるべきなのか?考えてみたいと思います。 ファンクラブのはじめ時は実は明確!?従来のファンクラブビジネス ( ここでは、「 ファンクラブ 1.0 モデル 」と呼びます ) には、明確なはじめ時がありまし

【 エンタメ業界 ファンテック カオスマップ 】を作ってみた。

こんにちは。THECOO広報のえりです。 先日の記事『 ファンと一緒に創り上げる新しいアニメの在り方とは 』をTwitter でシェアした所、90件を超えるリツイートがされ、改めてファンの力の強さを実感しました。 そして、今回、ファンとファンに支えられて活動する方々を繋ぐファンテックサービスを集めたカオスマップを作成してみました。 カオスマップのダウンロードURL : http://bit.ly/3cUPZPs カオスマップ作成に伴い、カオスマップを作った背景や市場傾

ファンコミュニティに入りたいファンはいない、という逆説

こんばんは。プロダクトマネージャーの星川です。 fanicon を始める 2 年前には「 ファンコミュニティ 」という言葉を殆ど聞かなかった、というより存在もしていなかったです。 近しい言葉で、さとなおさんの「 ファンベース 」があり僕も大きく影響を受けた良本ですが、そこでもファンコミュニティは使われていません。 しかし時を経て「 ファンコミュニティ 」は市民権を得つつあります。ロッテもファンコミュニティをパッケージで押し出すくらいには徐々に浸透してきてます。 もしかし

サービス開始から2年。改めて fanicon の価値定義を考えてみた。

こんばんは。プロダクトマネージャーの星川です。 faniconを企画開発してから早いもので 2 年が経とうとしています。 先日、ウラカタLT というエンタメ業界に関わる人々が集まるイベントでライトニングトークをしてきました。テーマはファンベース。 登壇資料を作るにあたって、fanicon のサービス価値ってなんだろう?を考え直す良いきっかけになったので、ここでもまとめておこうと思います。 faniconは「ファンコミュニティ提供サービス」です。 faniconを使ってもら