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【コミュラボ】第27回オフ会 佐藤留美さんと語る 「働き方(仕事)とコミュニティ」①

第27回(オンラインでは第9回)のコミュラボ オフ会。
佐藤留美(るみ)さん(NewsPicks副編集長)と「働き方とコミュニティ」をテーマに語り合いました。

内容が豊富すぎたので、3回に分けてお届けします。
第1弾の今日は、るみさんのご紹介とお招きした理由です。

佐藤留美さん
青山学院大学文学部卒業後、人材関連会社勤務などを経て、2005年に編集企画会社ブックシェルフ設立。
「週刊東洋経済」「PRESIDENT 」「日経WOMAN」「プレジデントウーマン」などに人事、人材、労働、キャリア関連の記事を多数執筆。『凄母』(東洋経済新報社)、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)など著書多数。
2014年7月からNewsPicks編集部に参画、2015年1月副編集長に就任 。2020年10月より新規事業「JobPicks」を立ち上げ。

そもそもコミュラボ と「オフ会」とは?

ーコミュラボとその仕組み
コミュラボ とは「コミュニティのインキュベーションの場」。
コミュニティを作ったり、動かしたりする人の集まりです。

熱量と関心に応じた三層構造になっています。
①最も熱量高く、自らコミュニティを作る人の場「コミュゼミ」
②コミュニティを動かしたり、参加したりする人の場「コミュラボのラボ」
③①と②を温かく見守る「チア」

ー「オフ会」とは
②の「ラボのラボ」(以下「ラボ」)の活動の一つ。
ちなみに「ラボ」は、クローズドなFbグループで意見交換したり、参考図書からコミュニティ運営のコツまでいろんなことを共有したりしています。
コミュラボの幹事長である辻貴之が仕事以外で培ったツテでお呼びするゲストと、「その方とコミュニティ」をテーマにディスカッションします。

この状況下でのコミュラボ の「オフ会」

オンラインになってからのコミュラボのオフ会は、意識していることがあります。

それはゲストやテーマを「仕事」や「働き方」にも拡張すること
横石崇さんはTokyo Work Design Weekの主宰、マック濱松さんは企業変革団体「ONE JAPAN」の主宰、仲山進也さんは「フェロー風社員」。

なぜかというと、24時間オンライン時代になり、本業と副業の切れ目もつけにくい(というかいらないかもしれない)時代に、人生というコンテンツを形成する大きなピースである「仕事」や「働き方」を考えることは、不可欠だからです。

その流れでお越しいただいたのが今回のゲスト、佐藤留美さんです。
るみさんは、NPでは、働き方やキャリア、会社のあり方などを中心に、ヒットコンテンツを作り続けています。そんな忙しい中で、この10月に新規事業「JobPicks」を立ち上げられることになりました。

「JobPicks」は、ユーザーが「職種」についてのやりがいや苦労、先輩の教えなどを投稿し、若者に届けていくことをコンセプトとしたメディア。NP本体とも連携し、コミュニテイ作りにも挑戦されるそうです。

かねてからお話ししているように、コンテンツを作ることにコミットする人の集まりがコミュニティです。企業などはその先がコマースです。個人は、その繰り返しがキャリアになっている気がします。

その前提となる働き方、仕事や会社のあり方が、急激に変わっています。
そんな中で留美さんは、常に自分をマイナーチェンジし、学び、環境を変え、働くことを提唱されています。

佐藤留美さんにお声かけした2つの理由

ー①るみさんの生き方が素敵だから
るみさんのキャリアは、まさしく「自分を軸としたコミュニティ」作りそのもの。

学生結婚→引きこもり→キャリアデザインセンター→「転職するなら平均年齢28歳までの会社へ」が目に留まり副業執筆開始→東洋経済やSPAの編集者を紹介される→フリーランスへ→株からエロまでなんでも書く生活→33歳から「キャリア」「労働感」ものの執筆→NewsPicksへ。

このように「書く」ことをきっかけに人の紹介を受け、いろんなネタを書くうちに「キャリア」と「労働感」という「旗」を見つけ、今ではその旗を振りながら、ご自身がいろんな人の「人生」というコミュニティ作りを手伝っています。そんなさとるみさんの素敵な生き方の話を伺いたい!と思ったからです。

ー②さとるみさんと働き方とコミュニティについて語ってみたかったから
「コミュニティっていい依存先になる」「コミュニティっていうのは、ひとつの居場所であり、心の拠り所であり、依存先でもあるというぐらい、お互い助け合ったらいいと思う」…さとるみさんは、コミュニティについてこのようにお話しされています。

この背景には「働き方」が変わっていることがあります。
「会社」というコミュニティが、以前は一生所属できたものの今はそうではありません。過去に成功した方法がいつまでも使えるわけではないので「変身痛」を伴いながら、学び続ける必要があります。そして、そのためにも、そもそも自分は何に対してワクワクするのか?誰に何を貢献したいと思うのか?を考えて、動くことが大切です。

だからいろんな人と出会え、変わるきっかけを共有できるコミュニティが大切、と理解しています。こうした「働き方」と「コミュニティ」の関係についてお話ししたかったらです。

そしてお迎えした今宵。
自己紹介から、誰に対してもフラットな姿勢、パワフルさとほっこりさ、人見知りだけど好奇心旺盛、と言うなんとも言えない絶妙な空気感で、一気に「るみさんワールド」へ!

その内容は、改めてお届けします!

【The Community Lab. #コミュラボ】 コミュラボは、コミュニティが生まれる・動く「きっかけ」の場所です。関心の度合いに応じて①ゼミ、②ラボのラボ、③チアの三層構造となっています。その活動をおすそわけします。