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「戦争」「ウィルス」の最中に服シェアを創る意味#7

≪仙台で1年間、服シェア屋さんをした話≫
第7回

こんにちは。
服シェアのお店「THECLO」
を運営するフジナミと申します。
服シェアのお店をやってきた1年を通して
感じた事や体験の話をしています。

前回の投稿はこちら ↓

(お店の様子)

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第7回は

「なぜ今、服シェアをやるのか。」

について話します。


「分かりにくい」社会
「わかりやすい」活動

まず今はどんな状況か。
世界的パンデミックが長く続き、ウクライナ侵攻という歴史的大事件の発生。北朝鮮はミサイルを発射し、ロシアから日本へは領空侵犯がありました。原因は何でしょう。もちろん「1+1=2」みたいな答えはありません。私たちはわかりにくい社会を生きています。そんな社会で私たちは

「どう生きるべきか。」

を考えてながら生きています。

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そんな中、
ある時期から急激に増えたのがこの言葉

「いま、あなたにできる事を」

これは、
すごくいい言葉です。「難しく考えず、できる事からやろう。」という答えを端的に表しています。心を動かされた人も多いはず。

でも、
時間が経つにつれ、この言葉が良くない影響を生み出し始めたように感じます。

つい先日、
戦争反対の動きとして、SNSの名前の後ろに「No War(戦争反対)」という文言をつける運動がありました。大前提として、実際に行動することは素晴らしいことです。どんなことをしても批判は起きます。そんな中の「戦争反対の意思を示す気持ちを可視化し、広めよう。」という行動は素晴らしいです。

ただ、

「No War」と付けた先に何を達成したいのか

これが完全に抜け落ちていることに強い危機感を覚えます。

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「戦争がない世界」を目指すスタートが「No War」なのは、何もおかしくありません。しかし、「NO Warと名前に書く」ことだけ続けていても戦争はなくなりません。にもかかわらず「いまできる事」をやった私たちは強い達成感を得てしまいます。

語弊を恐れず言えばお金を稼げるサービスや明確なメリットのある「わかりやすく、参加しやすいモノ」ばかりが世の中に急激に増えています。それが求められています。だからまた「わかりやすいもの」が増えています。「わかりにくい」ことは悪いモノのように捉えられ始めています。


でも、
本質的なもの程、宗教っぽくて、分かりづらいものです。社会はそもそも「わかりづらい」です。たくさんの問題が日々増えていますがそれのどれもが「分かりづらい」問題です。

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分かりにくい問題と「服シェア」

前置きが長くなりました。では改めて、「なぜいま服シェアをやるのか」ですが、いま深刻化しつつある「分かりづらい問題」を解決するためにやっています。

THECLOが解決したいのは

・お金が無いと生きられない
・レールから外れると途端に生きづらい
・他人に、助けを求めづらい

といった
分かりづらく、でも深刻化している問題です。

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私たちはいま、

4人に1人は、隣人が誰か知らない

そうです。

この事態の深刻さは、「わかりづらい」です。それでも私は、この事態の深刻さを知って欲しくて、解決したくてTHECLOをつくりました。それも決して難しくなく誰でも必ず参加できる方法で。

それこそ、

「なんか分からないけど、服シェアしてたら人生が楽しくなった。」

と言ってもらえるように。



と、また「分かりづらい」話をしています。


ここまで読んでくださった
皆さんにお願いがあります。

11月チラシ表

THECLOは、
服シェアを知ってもらう為、
赤字覚悟で、1年間走ってきました。
少しずつサービスも知ってもらえるようになりました。
ですがまだ、ユーザーは少なく、資金も遂に底をつきます。
かなり危機的状況です。
この現状を本当に悔しく思っています。
店舗を持たない道もありますが、
できるなら店舗を残したいです。

皆さんにお願いがあります。
1年だけ、THECLOを使ってもらえないでしょうか?
お友達にTHECLOの話を、シェアしていただけないでしょうか?

WEBサイト:https://www.theclo.biz/
問い合わせ:info@theclo.jp
(WEBページにには来店予約ページもあります。)

お店では、
店員がサービスの説明から服を選ぶところまで1から対応させていただきます。まずは、THECLOに触れて頂きたいのです。

THECLOは間違いなく、使う人が増えるほど楽しくなっていきます。皆さんにTHECLOを利用してもらえること心からお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

11月チラシ裏






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