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GINZA SIX・銀座 蔦屋書店 で開催中の⼩津航 個展「Image of motif」がArtStickerに加わりました。

展覧会概要

⼩津航は、美術史上の絵画を参照してドローイングを描き、描いたドローイングそのものをモチーフとした油彩画や、キャンバス内の「上部と下部」を「遠景と近景」とした東洋的絵画空間を再考する油彩画等の制作を通じて、画家と絵画とモチーフの関係を模索しながら制作をしています。

本展では、⼩津の根底のテーマとなる「画家とモチーフとキャンバス」の関係性を基軸としながら、東洋の感覚・距離に焦点をあてて制作された新作を発表いたします。

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The Painter's Easel and Palette(Pictor)

アーティストステートメント

⽴秋のアトリエの鉄扉を開けると、床の上にはモチーフと⾃分が描いたドローイングや画集などが散らばっていて、壁際に置いたイーゼルには描きかけのキャンバスを⽴て掛けている。部屋の正⾯のガラス窓からは⽊々の隙間に⾒える遠くの利根川の川⾯がキラキラと輝いていて、春先には新芽だった松のミドリも針葉をすっかり拡げてしまっている。

「卓上と床上に転がったモノの絵」、「記号化した簡略な顔の絵」、「⽕⼭などの象徴的な⾵景の絵」、それらは、アトリエの中でモチーフとキャンバスと画家がイメージを拠り所として集合して、描いたり消したりしながら出来た絵であり、絵はアトリエから出ていき、イメージは消失して元に戻る。

― ⼩津航

アーティストプロフィール

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小津 航(おづ わたる)

小津航(おづわたる)は1991年東京都生まれ。ニューヨークへの留学や、ロンドンでの滞在制作を経て、2017年 東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻を修了。現在は、茨城県取手市に構えたシェアアトリエ「スタジオ航大」を拠点に制作を行っています。

2014年 東京藝術大学 美術学部 絵画科油画専攻 卒業
2015年 独立行政法人日本学生支援機構海外留学支援制度 [ニューヨーク滞在]
2015年 London/Tokyo Exchange program 2015 [ロンドン滞在制作]
2017年 東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 修了

【主な個展】
2020年「リンゴの星」 弘前れんが倉庫美術館 BRICK壁面・青森
2019年「ニガヨモギの星」 un petit GARAGE・東京
2018年「くせ・色・形」 Bambinart Gallery・東京
2018年「小津 航 2016-2017」 Bambinart Gallery・東京
2017年「〇〇の風景」 Bambinart Gallery・東京
2015年「ニガヨモギの彗星」 ACMEstudio・ロンドン

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基本情報

会期: 2020年11⽉1⽇(⽇)〜11⽉30(⽉)
会場: 銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー (スターバックス前展⽰スペース)
住所: 東京都中央区銀座6丁目10−1 SIX6階
開館時間: 10時00分~22時30分
観覧料: 無料
主催: 銀座 蔦屋書店
URL: https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/16737-1159481027.html?_ga=2.182502822.1889924380.1605504020-1856373317.1605166321

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