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#30 新しい学力 齋藤孝

どう学び、どう学んでもらうのか

私も、「個性的に」と言われて育ってきた一人だ。個性を重んじたゆとり教育の反対側にあるのが素読などの反復練習だが、「音読計算などの反復練習によって培われた学力は低下しにくい。」というのは私も納得るするところが大きい。
「今の時代に」と言ってアメリカを模倣したところで、答え合わせは10年先だ。ゆとり教育がそうだったように。
答えはない。ただ一つ言えることは、私がよかったと思うことは子供たちにも伝えたい。YouTubeで得た知識やテレビ、ネットのザッピングで得た知識も全否定はしないが、やはり身についていないという実感はある。
著者が伝える「読書の力」は私も大いに共感する部分があるので、これはぜひ伝えていきたい。
今の時代は「学び方」も学ぶ時代なのかもしれない。

読書#29(新書16:名著7:その他7)

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