THE ARTのミッション　7つの側面から見るアート

初めまして、株式会社THE ARTです。

「日本においてアートとビジネスを連動させ、アーティストの製作活動を応援し、経済と文化が深く結びつく社会の構築を目指したい」

そういった思いから立ち上げた当社は、アートに関するあらゆる事業を行っています。私たちが具体的にどういったことを行っているのか、どんなことを考えているのかについてみなさんに知っていただくため、この度noteを始めることになりました。

初回の記事となる今回は、当社の掲げるミッションについてお話します。THE ARTが掲げるミッションは、下記のとおりです。

現代アートを活用し、サービスを提供することで、人々の行動を変革していくこと、企業に結果を出していくことが当社のミッションです。綿密なストラテジーを立てて行い、単に提供で終わらない事が当社の強みです。

そんな私たちはアートを、7つの側面でとらえています。

1．コミュニケーションとしてのアート

アートを目にしたときに生まれる感情や思考は、人によって千差万別です。誰かをポジティブな気持ちにさせる作品が、違う誰かをノスタルジーな気分にすることもあります。そうした思いを他者に語ることは、オリジナルの感情を言語化し、相手との違いを感じられるよいきっかけです。

また、現代アートはそのときに生じている社会・経済問題を提起していることが多く、作品を通じた対話も社会の話題につながりやすいものです。つまり、アートを通して相手の考え方を知り、リスペクトできるようになります。こうしたコミュニケーションは普段の生活では生まれにくく、アートならではの特徴です。

2．時代を共感するアート

日本でも有名案匿名のアーティスト、バンクシーは、そのときどきの社会問題を扱っています。例えば、2020年には新型コロナウイルス感染症と戦う医療従事者をテーマにした作品も発表しました。

彼の活動からもわかる通り、現代アートは「今、起こっていること」に対するメッセージが作品のなかに込められるものです。つまり、後世になってからでも、当時のアート作品を鑑賞すれば時代背景などを感じられます。

アーティストが社会で起こる様々な事象に対し、自分自身の考え方をクリエイティブに発信することは、同じ時代に生きる人々の共感や気づきを与えるきっかけになります。

3．ビジネスを加速させるアート

企業の多くは、自分たちの考え方を発信することがあまり得意ではありません。特に日本企業は社訓などに掲げてはいるものの、それを外部に発信することは少ないでしょう。

こうした部分を、アートがフォローします。というのも、どんな作品にもストーリーやコンセプトがあり、アーティストのメッセージがこめられているものです。企業は自社の考え方と近い作品を保有・展示することで、作品を通して思想を表現できます。

また、アーティストとのコラボレーションはブランド価値を高めます。ハイブランドは頻繁にコラボレーションを行いますが、これはビジョンや思想の発信とともに、ビジネスのためでもあります。クリエイティブな印象を与えることが、企業活動において大きなメリットになるでしょう。

4．リテラシー向上や知性に結びつくアート

時代背景を切り取るアートは、文字や音楽などに比べても比較的素早く人々に問題を投げかけます。そうした作品を鑑賞することは、私たちにとって大きな学びの機会につながるでしょう。

世界中のアーティストが発信する作品を味わうことで、リテラシーが向上し今起きていることへの知識を深めることができます。

5．資産としてのアート

世界のアートの市場規模は5兆円を超えています。日本ではぜいたく品として扱われることが多く、市場規模も2000億円とGDPと比較して非常に小さいですが、グローバルな視点ではアートは資産としてみなされています。

アーティストの活躍によって作品の価値が上がり、購入したときよりも高値で売買されることも珍しくありません。

6．ステイタスとしてのアート

アートを所有していることはステイタスにもつながります。活躍する前のアーティストの作品を購入し、そのアーティストが有名になることで、早い段階から注目していたとして周りからのリスペクトも得られるでしょう。

個人だけでなく、法人でもステイタスとしての価値があります。有名な作品を購入することでニュースになり、人々の話題に上がることで広告効果があります。また、従業員のクリエイティビティを刺激するにも一役買うでしょう。

7．日常を豊かにしてくれるアート

アートは私たちの毎日の生活を彩るアイテムです。自宅など身近に場所に飾ることで視界に入り、豊かな気分になります。何もない無機質な壁に比べて、アートが飾られている壁は気持ちを高めてくれる効果があるでしょう。

もし少しでも当社にご興味をいただければ、ぜひHPもご覧ください。また、アートを通じた活動について、ご依頼やご相談なども承っております。