生きてることが辛いなら

人生折り返し地点

今年の誕生日を迎えるとなんと50歳。
いわゆる大台。人生100年時代の今なら折り返し地点と言ったところか。
折り返し地点と言えばまだまだあると思うけれど人生という時間は加速していくと今までの経験で感じているので仮に100歳まで生きられたとしても今までの50年よりは早く感じるだろう。よく言われる1歳の一年は人生の1/1だから50歳の一年はその1/50という事になる。

生きてることが辛いなら

そう50年生きていると嬉しいことも辛いことも色々とある。時には喜び時には自分を責めたりする。今まで何度もあった。そして最近仕事で行き詰まって悩んでいるうちに周りに人がいない状況になった事があった。事があったではなく現在進行形で今まさにその状態で最初はあの人がこのやり方がなんて自分なりに分析して進めてきたつもりだったけれど結果的に誰の為にもならずもうどうすればいいのか大きな自責の念で押し潰されそうになっている。

言いたいことが言える人を羨ましく思う。言いたい事が言えずにやっと出た言葉で相手を傷つけたかもしれないと思うととても心苦しい。ああこんなになるのならやっぱり言わなきゃよかったと思うと同時にもっと話をしておけばよかったなと後悔する。物事がうまくいっている時は強気な行動も一旦躓くと全てにおいて落胆してしまう。

人にして貰いたと思うことはなんでも人にしなさい

聖書の中に「人にしてもらいたいと思うことはなんでも、人にしなさい」という言葉がある。私自身全くもって無宗教なのだが職場がキリスト教系の保育園という事で随所にその教えを聞くことになる。上記の言葉もよく耳にしてはいたが自分が人にしてもらいたいと思う事と人がして貰いたい事が一致するとは限らないんじゃん？ピンとこない言葉だなと思っていた。

愛し愛されて生きるのさ

そこで上司にあたる牧師先生にその言葉の意味を聞いたら「簡単に言ったら人は誰しも愛されたいと思っている」との答え。全くの無宗教でもその言葉はストンと理解できてなるほどと思った。愛が足りなかったな。50年も生きているけれどまだまだ若輩者の青二才。ごめんなさい傷つけてしまった人たち私には人を愛する気持ちが全く足りなかった。もう遅いかもしれないけれどもう一度人を愛することから始めようと思う。周りの人を幸せに出来ずに何が仕事か？と。

人生50年も生きているのにまだ失敗してるの？と自分にツッコミを入れながらまたこの先色々あるんだろうなー。