あれをああして、これをこうして
先日、知り合いのパン屋さんとお話してって書いたんですが、そもそも何でその日に会ったかと言うと、使いたい素材があったんです。
それが僕の仕入先には取り扱いがなくて、「もしかして普段使ってます?」って聞いたら、「使ってますよー」と。
「それを使って新商品を作れないかと思いまして、、、」
「じゃあお店に持って行きますね」
いやいや、神かと。
「取りに行きます!」って言っても、「持っていきますよ!」と。
いやいや、神かと。
そんなこんなで使いたい素材が手に入りました。
これを使ったドリンクは見た事が無い。
でも、頭の中では上手くいく気しかしなくて。
あれをああして、これをこうして、こうすればいいんじゃないか。
いつもの事です。
何かを作ろうって時、ほぼほぼ頭の中で完結します。
それで持って来てもらった素材を使ってみてびっくり。
美味しい。
でも、惜しい。
そんな感じでした。
一緒に飲んでもらったパン屋さんも「これは美味しいですね」と言ってくれて、僕も「これは新しいし、美味しい」となったんです。
でも、惜しい、保留。
理由は2つ。
今じゃない。
もう少し改良の余地がある。
季節的な事と、頭の中で組み立てた時よりも現物が超えてこなかった。
これらが理由です。
季節的な事はやる前から分かってたんです。
でも、どうしても思いついた時に手を動かさないと駄目なんで。
新商品はその時の熱量で決まります。
そもそも商品開発が好きじゃないから尚更その時のテンションに左右されます。
鉄は熱いうちに打て。
新商品は熱いうちに作れ。
これです。
覚えときましょう。
そもそも何でその新しい素材に出会ったのか。
これは常連さんとの会話からでした。
あそこのあれが美味しくて。
何気ない会話から、「あれ、それをこうしてああすればいいんじゃないか」。
会話はしつつ、頭の中はぐるんぐるん回ってました。
ラテだと駄目だな。
ベースはこれにして、作り方はこうで、最後にごにょごにょ。
楽しみでしょう。
僕も楽しみです。
どうにか形にしたいと思ってます。
でも、でるとしても次の冬。
寝かしますね〜。
でも、タイミングは大事。
試作が出来て本当に良かった。
考える時間はまだまだある。
パン屋さん、ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜
何で、『パン屋さん』と具体的な名前を出さないのか。
別にだしてもいいんです。
ただ、なんかな。
僕が紹介するまでもなく大大人気店だし、「あそこと繋がってるのか!凄い!」みたいな見られ方もなんか違って。
利害関係ではなく、純粋な繋がりなんです。
店というか、個人の繋がり。
ビジネスじゃなくて、友人。
なので、パン屋さんと書いてます。
お店で聞いてくれたら教えるので気軽にどうぞ。
本当に美味しいパン屋さんをご紹介します。
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