当事者意識の差
「写真撮ってもいいですか?」
聞いてくれるだけでいいお客さんだと思える。
昔だったら聞くのが当たり前だと思ってたけど、今は違う。
無断で撮るのが常識になってしまった。
そして、僕はその常識に馴染めていない。
だから聞いてくれると嬉しい。
お店の事を考えてくれてるなと思える。
配慮が出来る人なんだなとも思う。
優しくしようと思う。
うちのお店は常連さんが多い。
その理由はお客さんにあります。
単純に良い人が多い。
通ってれば常連さんという訳ではなく、お金を落とした額でもありません。
僕と気が合うかどうか、お店と合うかどうか。
こっちのほうが重要です。
どれだけ通ってても、香水の匂いがキツイとか。
どれだけ通ってても、他のお客さんの事を考えられないとか。
どれだけ通ってても、自分の事を特別扱いしてほしいとか。
お店の事、お客さんの事、そして僕にも。
気を遣えって訳ではないけど、自分は客だから。
そう思ってる人は常連さんにはなれないし、僕も線をひいてしまいます。
それで構わないって人はそれでいいんだけど、でも、せっかく通ってくれてるなら、お互い気持ちよく過ごしたくないですかね。
他の常連さんの振る舞いを見てもらえたらと心から思う。
でも、うちはテイクアウトの店だからそれが出来ないのか。
うーん、困ったな。
どこか他で学んできてくれたら嬉しい。
それか、これを読んで変わってくれたら。
でも、たいていは自分の事じゃないって思うんだよな。
しっかり出来てる人ほど、私の事かもって思ってしまう。
この当事者意識の差が振る舞いに出る。
この差はどこからうまれるんだろか。
どこかの偉い人。
教えて下さい。
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