僕の予想だと来年の3月ぐらいかな…
今日はこの記事から。
暗い記事をもってきてしまった。
でも知っておいてほしいので。
コロナの影響が出始めて約半年が経ちました。
この記事では資金繰りに困っての倒産が年末にかけて増えるとなっていて、まあそれはそうかって感じなのですが、この数字にのらない小さな事業主の廃業が今後増えそうだと思うので、その理由を書いてみようかと。
なので今日書く事は僕の肌感覚に基づく予想です。
個人の場合は来年度末(3月)に廃業が増えるんじゃないのかなって思います。
3月ぐらいからコロナの影響で客足が鈍りはじめ、
4月、5月は緊急事態宣言の影響で全く駄目、
6月から少しづつ客足が戻り始めたと思ったら、
7月は長梅雨でまた鈍り、
8月は猛暑日の最多記録更新の影響で思ったより戻らず、
9月にまた少し戻りつつある。
戻りつつあるって書いたけど、前年の7割〜8割で推移。
こんな感じの飲食店が多いんじゃないのかなと。
その間に、持続化給付金(100万or200万)、家賃支援給付金(家賃の3分の2を半年分)、雇用調整助成金がありました。
これらは返済不要で貰えるお金です。(売上が前年比で半分の所みたいな条件はありますが)
何も知らない人からしたらめっちゃお金貰ってるじゃん!
って、思われるだろうな。
はい、確かに貰ってます。
ホリエモンさんも「逆に給付金でウハウハの小さな飲食店がある」みたいな事も言ってましたし。(うちは違いますよ)
この時はちゃんと確定申告をしておいて良かったと心から思いました。
ざっと150万〜200万ぐらい貰ってる所が多いと思うんです。
これらがあったお陰でどうにか続ける事が出来た所が多いと思うんです。
純粋に売上の補填が出来るからって理由と、これだけあれば数ヶ月は続けられるなって心の支えでもありました。
でも、問題はこれからです。
さっき書いたようにお客様が戻りつつあるとはいえ、7割〜8割ぐらいしか現状戻ってきていません。(これでもいい方かも)
理由は(当店の場合)
・リモートワークの定着による近隣オフィス顧客の喪失
・不要不急の業態の為、来店頻度の減少
・メイン客層だった学生達のリモート授業の多忙さと、アルバイトが出来ない為による収入減による来店頻度減
ざっとこんな感じなのかな。
今後もこれらのお客様が全部戻るとも思えない。
どこかで7割経済って書いていた人がいたけど、本当にそうなると思う。
そうなった時に今後どうするのか。
今は給付金のお陰で現金を豊富に持ってる所は多いかもしれない。
ただ、薄々感づいてる人も多いと思う。
昔みたいに戻らないのに続けるのかどうか。
個人の飲食店、特にカフェなんて元々利益率が低い業態なので、今までも厳しかった所は多かったと思う。
その人達が続けられるかどうか。
僕は厳しいだろうなって思う。正直に言うと。
周りは業態転換とか、デリバリーとか、ECとか色々言うんだけどそれが出来る所は少ない。
なんでかって言うと利益が薄いから続かない。特にデリバリーは。
そもそもリソースがない場合も多い。(うちの場合だと焼き菓子の通販とか出来ないし)
とりあえず年末までやって、年が明けたらコロナの影響が出始めて1年が見えてくる。
1年続けたけど状況はそこまでよくならないな。
今年は給付金はもうないな。
って冷静になった時に決断するんじゃないかと思うんです。
それまでにコロナの状況が一変すれば杞憂に終わるんですけどね。
でもまあ期待は出来ない。
って事で、僕の予想だと来年の3月ぐらいに廃業は増えるんじゃないかと思います。
なので行ける時に行きましょう。
一度なくなってしまうと二度目はありません。
お店の味はなくなるし、会えなくなる人もいると思います。
ちょっと暗い事を書きましたが、当店は一応大丈夫。
来年の3月に廃業するなんて計画はないし、廃業の匂わせでもないです。
でも、会えるうちに会いましょうって気持ちは常に持っていてほしいなとは思います。
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