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どんな時でも提供する商品は応援に甘えてちゃ駄目だな。

飲食店はやれる事をやる。

これはコロナの影響が出始めてから、お店さんの発信や、メディアなどで沢山取り上げられました。

テイクアウトを始める。

デリバリーを始める。

未来チケットを販売する。

クラウドファンディングを始める。

家賃を払う為、従業員の給料を払う為、生産者を守る為。

なりふり構わずやるってのが当たり前になってきました。

ただ、この状況が1ヶ月経ち、ちょっと様子が変わってきてる気がします。

お客さんの応援疲れと、メディアの飽き。

好きなお店を守る為!

というお客さんからの熱い気持ちであったり、メディアもコロナの被害者みたいな扱いで飲食店を取材していたと思う。

飲食店は目に見えて分かりやすいですからね。

お客さんが減ってる映像や、店主の嘆きは確かに伝わりやすいと思う。

でも、流石に1ヶ月も経つと馴れるし飽きる。

マネー現代にこんな記事が出ていました。

『実は法令違反だらけ…!飲食店「持ち帰り・デリバリー」のヤバい実態』

まあグレーというか、黒なんですよ。

許可を取っていれば別ですが、許可をとっていない所も多数あり、、、

でも、こんな状況だから目を瞑ってもらってるのが現状。

ただ、これから気温が高くなり食中毒のリスクが高くなる中、対策をしないままはマズい。

もしどこかのお店が一度でも食中毒の事故を起こしたら世論は一斉に掌を返すと思う。

今まではお客さんの善意に甘えてました。

本来はお客さんに喜んでもらう為に運営していたお店が、今は目の前のキャッシュの確保に躍起になっている。

めちゃくちゃ苦しいし、しんどいし、大変だけど、どんな時でも一番はお客さんに喜んでもらうという事を忘れちゃいけないと思う。

前置きが長くなりましたが(こんな長い前置きあるか!)、こんな考えだからUberはやっぱりやらないかな。

昨日、暇だったので出来上がって20分とか30分も経ったラテを飲んだんですけど、こんなん提供したくない。全然美味しくない。

しかも配送手数料なんかを含めるとラテ1杯1000円ぐらいになっちゃうし。

「今は応援してくれるお客さんが注文するから理解してくれるよ」

って言ってくれる人もいるけど、提供する商品は応援に甘えてちゃ駄目だなって思う。

何の為にお店を始めたのか、誰の為にお店を始めたのか。

こんな状況だからこそ今一度考えなきゃなと思いました。



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