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居心地と売上のバランス

SNSでとあるカフェが閉店する事を嘆いてる人がいた。

「作業スペースとして使えたのに」と。

別のお店が閉店するニュースがSNSに上がっていた。

コメントで「穴場カフェとして有用だったのに」と。

カフェの難しさですね。

ようするにバランス。

お客さんの居心地と売上。

どちらも蔑ろに出来ないけど、両立させるのは至難の業。

僕はこれが出来ないと思ってるので、テイクアウトのみにしています。

これから新しくお店を作るとしても、テイクアウトのみにします。

それぐらい難しいし、嫌いなんです。

イートインは。

きっと、心の平穏が保てない。

やりようはあります。

コワーキングスペースとして貸し出し、滞在時間をお金に変える。

時間制にして長居を出来ないようにする。

めちゃくちゃ原価率を下げて、少ない客数でも成り立つようにする。

他にも幾つか浮かぶな。

でも、やらない。

気持ちよくないんです。

使われてる感が。

そんな人達に作ってても楽しくないだろうし。

目的が作業なんでね、場所を貸してほしいだけでしょと卑屈になりそうだ。

足りない母性と優しさ。

あと、コーヒーという商材が良くない。

立て続けに何杯も飲めないし。

単価も低いし。

だから客数が必要なんです。

なのに、長居するでしょ。

僕が店主だったら「当たり前に作業スペースとして使ってんじゃねーよ」と、思っていただろうな。

お前みたいな奴が集まるから潰れるんだよ。と。

それを何残念がってるんだ?

一日何時間いて、いくら遣ってたんだ?

話はそれからだ。

ちょっと熱くなってしまいました。

お店に行ってるから良いお客さんという訳ではないんです。

潰れる前にやれる事はなかったのか。

自分の快適さを優先してなかったか。

そんな事を少しでも考えてくれたらなと。

でも、これはあまりにもお店側に寄り過ぎか。

お店としては何かやれる事がなかったか。

閉店したオーナーに話を聞きに行く本とかあったら読みたい。

何が上手く行かなかったのか。

お客さんの事をどう思っていたのか。

絶対に需要がある。

これからカフェを始める人にも、お客さんにも。

良いお客とはなんなのか。

それは流行ってるお店に聞くよりも、閉店したお店に聞くほうがリアルだろう。

誰かー企画書書いてー。

僕も出るからー。

まだ閉店してないけど。

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