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恵まれてる

週末に来てくれる常連さんが珍しく友達を連れてきた。

「一人じゃないなんて珍しいね、どうしたの?」

「いや、ここは誰でも連れてきていい場所じゃないじゃないですか。この子なら大丈夫だと思って。」

うんうん、分かってくれてる。

友達も良い子だったし。面白かったし。

「パリピです」の一言は笑ったな。

常連さんの裏の顔を知れました。

ありがとう。

また来てね。


気を遣わせてる。

と、思いつつ、まあそれでいいかと思ったり。

嫌だったら来てないだろうから。

(自分への言い聞かせ)

僕も通いたいと思ったお店には気を遣います。

大げさにへりくだる訳ではなく、お店に満足してもらおうという気概を持っていたりします。

良いお客さんを演じる感じかな。

間違いなく素ではない。

ここに疑問を持つ人もいるかもしれないけど、そういう人とは仲良くなれそうにない。

なんで素のままでいけると思ってんだ。

と、逆に説教しそうだ。

TPOに合わせて振る舞いを変えれない人とは一緒に行動出来ないので。

良いお客とは何だろうか。

店によって基準は違うけど、邪魔をしない事だと思う。

物理的にも空気的にも。

混雑具合や時間帯、他のお客さんの事を考えて店での過ごし方を変える。

空気は読むにこした事はない。

声をかけたほうがいいか、説明を求めたほうがいいか、会話をしないほうがいいか。

相手の様子や店の空気を読んで振る舞いを変える。

認識してもらってるかも重要だな。

昨日も書いたけど、順序は大切なので。

なぜ、そこまでやるのか。

良いサービスを受けたいってのはある。

でも、それはあくまでも副次的でしかなくて。

一番の目的は、平和な空間を作りたいってのがある。

誰も嫌な気持ちにならないっていいじゃないですか。

自分の振る舞い一つで、関わった人が平和で穏やかな空気を感じられる幸せ。

きっと昨日の常連さんもこれに似た感情を持ってくれてるんじゃないかと推測してます。

(違うかな?)

そうそう、昨日はこんな事もあった。

「50円のお返しです。ありがとうございます。」

「頑張ってください」

帰り際、ぼそっと一言声をかけてくれました。

チップも入れてくれて。

何度か来ていただいてるけど、特に話す事はなくちょうどよい距離感のお客様だったのでびっくりしたのです。

きっと勇気を振り絞ってくれたんだろうな。

ありがとうございます。

元気がでました。

これも平和な空気の作り方の一つ。

こんなお客さんが増えたらいい。

うちだけじゃなくて。

以上、恵まれてるアピールでした。


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