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もう自分で作れよ

今日はこの記事から。

『おもて無し』

リクルートが2020年のトレンド予測として発表したもので、おもてなしをしない事により人件費を安く抑え、その分低価格で高いクオリティの料理を提供する。

そういうビジネスモデルの飲食店の事です。

2020年も半分が終わり、『おもて無し』という言葉が浸透していない現状を見ると、このトレンド予測は大きく外してるんですが、今後はコロナの影響によって浸透するかもしれないですね。

なるべく非対面ていうのが感染症対策には必要なので。

っで、気になったのはこの部分。

近年、消費者は増税以降、外食にかけるコストにより厳しくなったという方がたくさんいらっしゃいまして、一方、料理のクオリティーには妥協したくないという傾向があります。安く品質の良いものを提供するようなグルメ、これを“おもて無グルメ”というふうに名付けました。

まあ当たり前の事を書いているのですが、ちょっとがっかり。

お金は払いたくないけど、安くて美味い物は食いたい。

食事に妥協したくない。

どこぞのわがまま小僧だ。

大人の言うことじゃないだろ。

恥ずかしくないのか。

って、思ったりします。

飲食店に対する敬意をまるで感じられない。

この記事も。

僕はこのような『おもて無し』ってのに懐疑的です。

今はコロナの影響と目新しさで人は来るかもしれない。

でも、料理と価格だけで勝負。

そうなったら厳しいと思う。

そもそものターゲットがコスパにうるさい人。

この人達をリピーターにするのは難しい。

少しでも他に安い所を見つければそっちにいくだろう。

そうなると、いずれ価格競争に巻き込まれる。

そもそも利益率が高くないビジネスモデルに、さらに利益が削られる。

いずれ料理のクオリティを下げてでも安くする。

………

誰のためにやってるんだろう。


料理と価格だけで勝負ってなると中食にも対抗しないといけない。

冷凍食品のクオリティ。

コンビニフードの充実。

まだまだ伸びしろを感じるのが怖い。


コスパを重視する人に満足してもらいリピーターにするってのは一番難しいと思ってる。

あと、昨日も書いたけど結局は人って部分しかなくなると思ってるから、『おもて無し』ってのはないかな。

そんなお店ばかりになったら楽しい訳がない。

お金払いたくない、でも美味い物がたべたい。

自分で作れよ。




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