振り返ると
12月も半分が終わり、1年を振り返る事が増えました。
僕「今年はどうでした?何かありました?」
客「オリンピックって去年だったっけ?」
何もなかったなーという返事が多いです。
いきなり聞かれても困る質問だからかもしれません。
どこまで僕に個人情報を晒すかを考えての返事かもしれない。
まあいいか。
僕も振り返るけど、特に何もないです。
いつも特に何もない。
このまま歳をとっていくのかと考えるとぞっとします。
何をしてるんだろうと。
ただ、お店をやってると勝手に思い出を作ってくれます。
勝手にって言い方は良くないな。
先日、「このお店に来て、初めてコーヒーが飲めるようになりました」と言ってくれた人がいました。
その人はきっとうちの事を忘れる事はないでしょう。
多分。
言葉そのものよりも、そっちのほうが嬉しい気持ちになりました。
既に忘れられてたらどうしよう、、、
遠方から足を運んでくれた人もいました。
noteで繋がっていた人とか。
嬉しかったです。
自分の為に時間を割いてくれる事の嬉しさ。
普段の忙しさを知ってる分、僕なんかの為に。
いつか会いに行きます。
小説か。
それは、『いま会いに行きます』だ。
あとはご飯に行く事も増えた。
変化をしようとどこかで思っていて、日々のルーティンを少し崩そうとしました。
同業者と話した時は会話が止まらず、次の日は声が枯れたんだ。
また話したいから、近いうちに連絡しよう。
同業者じゃない人とも沢山話したな。
何を考え、これからどうするか。
こう書くと高尚だな。
でも、お店では話せない事があって、外に行くからこそでてくる話題や濃さはある。
忙しそうだから、この人とは来年のどこかで。
あと、話しを聞く事も増えた。
誰かの為になりたいって時、誰かに話を聞いてもらいたいって人と出会うようになってるのか。
世の中、妙な巡り合わせがある。
人の話を聞くのが嫌いじゃない性格でよかったとつくづく思う。
大変な人を救うというと大袈裟だけど、役に立ててる気はする。
お店をやってなかったらこんな事も出来なかった。
個人的な大きな出来事は振り返っても思い出せないけど、お店を通すと色々な思い出がある。
7年もやってると仕事には飽きがくるけど、未だにやれてるのはこのお陰。
という事で、もうすぐ7年。
次の月曜日。
12月19日。
もうしつこい?
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