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自分一人が行ったところで…なんて思わないで

今日はこの記事から。

この記事で気になったのがこの一文。

「急激な業績悪化に陥り、先行きが見通せないまま事業意欲を喪失した企業、経営者が増えている」

心が折れて休業や廃業をするってやつです。

これは経営者にしか分からないと思ってます。

想像で補えるような事ではないと思ってます。

今後はこのような理由での休業や廃業が増えるのではないかと思ってます。

というのも、ここまでどうにか続けてきたけど、思ってる以上に苦しい時間はまだまだ続きそうだな…

って、感じはじめてる所が多いと思うので。

今日、納品をしてくれた業者さんに聞いた話だと、

「全然戻ってませんよー。まだ半分ぐらいかなー」

と、仰っていました。

運んでる荷物が半分という事に慣れている。って事に危機感を感じました。

4連休の人出の多さの報道や、ニュースでコロナの扱いが小さくなるにつれて、すっかり元に戻ったのではないか。

と、思ってる人も多いかもしれませんが、実態はまだまだです。

という事で、お気に入りのお店にはなるべく行ってください。

これは何度も書いてるな。

僕も何度も折れそうになっていますが、完全に折れていないのは常連さんが来てくれるからです。

その時の他愛のない会話に救われるんです。

綺麗事でもなんでもなく、これは本音。

常連さんが来てくれるだけで売上がV字回復なんてしません。(特にうちみたいな低単価の所は難しい)

売上が昔みたいになるのは遥か先だと思ってます。

なんなら元に戻らないとも思ってます。

そんな中で続けようって思うのは、好きで来てくれる人がいるからです。

きっとどこのお店もそうなんじゃないかな。

お金が目的だったらスグに撤退してます。(タピオカ屋やチェーン店のように)

こういう時に『何でお店を始めたのか』って理由が問われてると思います。

ただ、それにも限界がきています。

1~8月の休廃業・解散数は、業種別でサービス業が27.4%増の1万1144件と最多。

この記事に書いてあるようにサービス業は特にしんどい。

なので、行けるうちに行きましょう。

「自分一人が行ったところで…」

みたいに思う人もいるかもしれませんが、全然違いますからね。

ここまでくると撤退する理由は売上だけじゃないんで。

必要とされているかどうか。

これが分からなくなって心は折れるので。

という事で、残したいと思ってる所には足を運んでください。

散歩するにはいい季節にもなりましたし。




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