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時間をかける事の大切さ

自分のお店とかは関係なく、どうやって集客するかという話しになって。

あっ、お客さんとね。

GoogleMAPやその他SNSの運用は当たり前で、あとはポスティングぐらいか。

でも、ポスティングはゴミを増やすだけだからなー。みたいな話をし。

そもそも、頑張って集客するってのはどうなんだろうという話にもなり。

すぐに沸騰させる方法はあるけど、それだと長く続かないよね。

じゃあ、はじめにどれぐらいの期間お店を続けるかを考えなきゃだ。

漫然とでも、長く続けばいいか。

と、思っているなら、瞬間的な盛り上がりは寿命を縮める要因になってしまうから、やめたほうがいいかもしれない。

わっと来て、わっと去ると、オワコンになる。

先日書いた、高級食パンやフルーツ大福と同じ道を辿る。

だから、時間というのは馬鹿に出来なくて。

やってるほうはすぐに成果が欲しいし、単純に生活が苦しいから急ぎたくなる。

その気持ちは分かる。

でも、そこで我慢できるかどうか。

ブームとして消費される怖さはもちろん、苦しかった日々が支えてくれる事もある。

右肩上がりで成長し続けるのは存外に難しい。

飲食は外部環境に大きく影響を受けるので、自分でコントロール出来ない事も多いし。

コロナなんて格好の例。

ただ、そんな時に苦しかった日々を思い出す。

あの時は1日に10人も来なかった。

毎日働いてるのに赤字って何をしてるんだろうか。

そんな苦痛で苦悩していた日々と比べると、今はどうってこと無い。

なぜなら、支えてくれてる人の顔が浮かんでるから。

売上が思うように上がらなくなる時、なんなら落ちる年が来たとしても、心はそこまで荒まずにすむ。

なぜなら積み上げてきたものがあるから。

そんな日がいつかくる。

だから、時間を馬鹿に出来ない。

自分がやってる事を信じ、大変だった時も貫き通し、その結果として今があるなら、そこには根拠のある自信があるはず。

集客は悩むし、どうしたらいいかは考える。

でも、時間をかける事の大切さは間違いなくある。

下積みとか修行を馬鹿にする人も多くなってる気がするけど、技術や方法を身につけるだけではきっと長くは続けられない。

なぜ、今があるのか。

なぜ、そうなったのか。

この裏付けがある所が強いんだろうな。

よく、強いお店って表現されるけど、この強さってのはお店というより、オーナーの事を指すんだろう。

それが少し分かるようになってきました。

という事で、もうすぐ7年です。

耳にタコが出来るほど言っておこう。

12月19日で7年です。

覚えといてくださいね。


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