適量の労働と適切な報酬
今日はこのニュースから。
“スターバックス直営店で労組が結成されるのは、50年の同社史上初めて。”
従業員が声を上げやすい環境になればいいと思います。
特にチェーン店。
経営層は売上を求める。
お客さんに寄り添った(媚びた)施策を行う。
現場は疲弊する。
分かりやすい構図ですね。
回転寿司の100円セールとか、人気コンテンツとのコラボとかが行われる際に、現場はいつも混乱しています。
スタバの場合は記事によるとアプリ経由の注文が現場を疲弊させてるみたいです。
“一時的とはいえ1分間に7件以上のモバイル注文が入ることもあり、物理的に対応が困難になってきている。”
大変だ。
売上は一時的に上がるだろうけど、長い目でみたらどうだろう。
従業員の満足度が下がり、いずれお客さんの満足度も下がる事になる。
何かしらの対策を取らないと手遅れになる。
ES→CS
この考え方を経営陣が持ってない所は未来がないんじゃないかな。
だからロボットを導入する流れになってるんだけど。
僕は現場の機械化を進めてる所が嫌いです。
メディアは物珍しさやDXの流れで称賛する事が多いんだけど、嫌いなもんは嫌い。
安くて文句を言わない労働力が欲しいだけなのだ。
きっと。
そんな人がいなくなったから機械化を進める。
そこまでして売上がほしいのかと思ってしまう。
そこまでして人件費を削りたいのかと思ってしまう。
そこまでして提供したいサービスってなんなんだろうと思ってしまう。
行き着く所は結局お金。
だからそういうお店に足を運びたくはない。
適量の労働と適切な報酬。
当たり前の事だと思うけど、飲食業はそうではない。
だから現場が声を上げやすくなれば。
スタバの労働組合結成がその一歩になればいいなと思うのでした。
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