１人営業のデメリット。既存店舗への影響。
１人で営業する事のデメリットの一つ”多店舗展開が難しくなる”、の最後は既存店舗への影響です。
これは昨日、一昨日に書いた物件探しや人材育成の時にも起こるし、お店造りの時にも起こります。
ざっくり言うと安定した運営が出来なくなります。
特に当店みたいに朝から晩まで１人で休み無しの営業をしていると大変。(そんな店あまりいないけど)
まず、物件探しやお店作りをする時は休むか、中抜けします。
事前に告知出来ない場合もあるし、告知してもお客さんが見ていない場合もある。
なので、来たらやってないという状況がうまれます。
どうしても来たい人はわざわざ調べてから来てくれるけど、ほとんどの人はやってるもんだと思って来ちゃうので。
そんな日が続くとお客様は離れます。どうせやってないという印象を植え付けてしまう。
っで、一回離れたお客さんを呼び戻すのは非常に難しい。
お客様の長期休み(年末年始など)やお店の催事出店などで店舗から一定期間離れた後、何人かのお客様が離れているのを肌身に感じています。
ずっと通って来てくれてたけど急に来なくなる。
一回来なくなると微妙に気まずくなるからより来なくなる。(気まずくならないで！お待ちしてますよ！)
なので、お店の運営が不安定だとお客様の定着率が悪くなります。これは経営上大問題。
次に人材育成の時。
いつもの人が作ってないと不安を感じるお客様は多いです。
特に当店みたいな個人店の場合はスタッフの顔を覚えてくれやすいので。
常連様も普段通りの会話がしたいけど、別の人がいる事によってどうしても気を遣ってしまう。
あの人に話に行ったけど、すぐ帰ってきちゃった。
みたいな事はよく聞きます。
これも足が遠のく原因の一つ。
お店側は今だけだから理解してって思いがちですが、お客様からしたらそんな事は関係ないですからね。
めっちゃ良い常連様ぐらいです。そこを理解してくれるのは。
って事で、１人で始めると多店舗展開をするのは非常に難しい。
しっかり稼ぎたいって人はお店を始める前に今後のビジョンを持ってた方がいいです。
お店を開ける事を目標にしてしまうと、その後が大変なんで。
お店は開けたら止まれないので。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？