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条件で篩にかける

この前書いた、これ。

「飲食業なのに1日8時間で週休2日」ぎょうざの満洲がホワイト勤務に変われたワケ』

当たり前の事をしてニュースになる飲食業について書きました。

呆れ気味に。

でも、こんなお店も好きなんです。

noteで従業員を募集してる店があって、

スタート時は週6勤務、1日12時間前後(休憩2時間前後)の勤務にはなるでしょう。しかし軌道に乗り、収益が見込め、さらにスタッフが増えれば、「幹部であっても」完全週休2日、1日9時間勤務(休憩1時間前後)にしていきたいと思います。

物凄い好感が持てるというか、素直と言うか。

嘘がつけない人なんだなって。

週1休み、1日12時間前後の拘束。

飲食では普通かもしれないけど、飲食以外では普通じゃないですよね。

昭和ならまだしも、今や平成でもない時代なのに。

働き方改革って言葉すら古さを感じさせるのに。

でも、騙して働かせるお店もある中、好感が持てたんです。

労基法とか一旦置いときますね。

なぜ、この店主がこのような募集をかけたのか。

少し想像してみる。

新しいお店をやりたいから、一緒にやれる人を募集している。

一緒にやると言っても、今のお店もあるし、新しいお店につきっきりにはなれない。

一緒に創業してくれるぐらいの意気込みの人がいい。

雇われ店長ではなく、責任感を持って働いてくれる人。

どうやって募集しようか。

週5、8時間勤務。

そんなありきたりな募集じゃ駄目だろう。

応募は沢山来るかもしれないけど、気合いが入った人は来ない。

自分がお店を始めた時はどれぐらい働いたっけ。

週6、12時間はお店にいたな。

これぐらい働かなきゃいけなかったし、そうでもしないと店を続けられなかった。

よし、これでいこう。

週6、12時間勤務。

これを知った上で飛び込んでくれるかどうか。

生半可な人は来ないはず。

条件の良い飲食店は他にある。

でも、応募してくる人。

それはきっとお金を稼ぎたいって訳じゃなく、お店を一緒にやりたいって人だ。

そういうマインドの人なら任せられる。

これでいこう。

週6、12時間勤務。

妄想が膨らんでしまった。

でも、もし僕が新しいお店をやるならそうする。

週3〜4、シフト自由、服装自由、気軽に働こう。

こんな募集は絶対にしない。

手が欲しい訳じゃないのだ。

駒として扱いたい訳じゃないのだ。

お店をやるって覚悟が必要なのだ。

それを分かってもらう為にハードルを高くする。

これからの時代には合ってないかもしれないけど、篩にかける方法としては合ってると思う。

どれぐらい応募があったか聞いてみたいと素直に思うのでした。



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