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業界の先輩たちの記事を読む理由

今日はこの記事から。

昨日紹介した丸山珈琲さんと同じような事を言っていて、やっぱり流れはこうなるんだなと再確認しました。

今までみたいな店舗運営だけでは厳しい。

家飲みの強化。

ただ、猿田彦珈琲は店舗を諦めてなくて接客に力を入れていきますって内容でした。

僕が印象に残ったのはこの部分。

「もともとウチは従業員の絆が強く、それが成長の要因でした。でもここ数年、皆の意識がまとまりに欠けていると感じた。小さな派閥ができたりして僕の言葉が通じにくくなった部分もあった。そこで昨年から体質改善に取り組み始めたんですが、コロナを機に従業員の再教育を集中的に行うことにしたんです」

猿田彦でもこうなるのかっていうショックがあります。

大手チェーン店でこうなるのは理解出来ます。

僕が働いていた所もそうだったので。

大きければ大きいほど愛社精神や帰属意識は薄くなる。

どうしてもここで働きたい人と、お金を稼げればどこでもいいという人と、何となくで働く人と…

それぞれモチベーションや働く姿勢が違う。

そうなると、1を言って10理解する人もいれば、1を言ってゼロの人もいる。

ゼロの人?

いるんですよ。大きなお店になればなるほどね…

人材育成やコミュニケーションのとり方でどうにかなる人もいるんですが、どうにもならない人もいて…

そうなると従業員同士に溝が出来て…

意識が高い人を雇えばいいのか!

って安易に考える人もいるんですがそれも考えものでして…

その人が人として素晴らしければ何も問題ないんですが…

意識が高い人の中には押し付ける、自分はこんなに頑張っているのに、周りもこうするべきだ!

と、なかなかに個性の強い方も多く…

それが何人もいるとバチバチな関係になり…

創業者の気持ちをよそに派閥を作り出すという…

人を雇うって大変なんです。

それをチームとしてまとめあげないといけないですからね。

かなり脱線してしまいました。

猿田彦でもこうなるのかってショックだったんだ。


というのも、15店舗あるとはいえ従業員数は100人未満。

創業して9年経ちますが、まだオーナーの顔も見えるし、ここで働きたいって人は確実に猿田彦が好きな人しかいないはず。

それでも声が届きづらくなるのか…

ってのはショックです。


それに気づいて対策を立てて、まだ店舗を諦めてないっていうのには尊敬の念を抱きます。

僕なら「やめだやめだー!やっぱ人を雇うもんじゃないな!一人でやるわ!お前らも独立しろー!」

ってなりかねない。


という事で、このような業界の大先輩のインタビュー記事を読むと自分の幼さに嫌気がさす事もあるんですが、

この人達もこんな過去があったんだなといつかどこかで何かをやる時に思い出せれば挫けずにすむかもしれない。

と思いながら色々な話に触れている訳であります。


まあ僕が15店舗を抱えるオーナーになる事は絶対にないんですけどね。

もう人を抱えるストレスに耐えれそうにないからな〜。




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