最初の一行
なぜ、こんな文章が出来上がったのか。
それは明日書こうと思います。
という事で、続き。
以前、誰かに話したんですが、最初の一行さえ書ければ終わったようなものなんです。
昨日の文章で言うと、
これ。
この書き出しを思いつくまでに何時間もかかる時がある。
こんなどうって事ない一文に?
そう思うでしょ?
僕もそう思う。
でも、そういうもんでして。
ニュースや気になる事、変なお客さんが来てくれた時が書きやすいのは、最初の一文が簡単に決まるからです。
でも、そんなに都合よく毎日トピックがある訳ではなくて。
一日を振り返り、今日って何があったっけ?
と、思い出そうとしても何も出てこない日が多いはず。
誰もが毎日をドラマティックに過ごしている訳ではない。
なので、毎日書いていると最初の一文に頭を悩ませるんです。
ただ、トピックが無い時は、最初さえ決まれば書きやすくて。
二行目からは息継ぎなしで進めます。
モラウもびっくりの肺活量です。
この手の分かりにくい例えはやめるべきで。
得てして書いてる人の自己満足に陥りがちで、読んでる人は冷めてしまう。
たまにそんな文章に出くわすと、嫌悪感を覚える。
よし、話を戻そう。
というのは、事実確認をしなくていいし、新たに調べる作業も必要ないから。
頭の中に入ってる情報だけで書けると楽なんです。
ニュースや日々の出来事を書く場合、その裏付けだったり、自分の考えてる事がマジョリティなのか、マイノリティなのか。
それらを考えたり、調べたりするのが意外と面倒で。
こう見えて好き勝手に書いてる訳ではないんです。
自分の考えはどの立ち位置なのか。
それを知る事は大切で。
当たり前の事なら書く必要はないし、あまりにも極端な引っかかりだと共感してくれる人はいない。
意味のない事を時間をかけてまで書く必要はない。
でね、ここまでもざーっと書いてるんですが、何の話を書いてるか分からないでしょ?
自分の頭の中でリンクしていくんです。
この話題とこの話題、この言葉とこの言葉。
なぜ、こんな事が起きるかというと、明確に書くトピックが決まってないから。
ようするに、伝えたい事がない。
ただ、書きたい事を垂れ流してるだけ。
(これこそ書く必要があるのか?)
文章を書く時に、ペルソナの設定とかターゲットを定める事が必要だと言われます。
仕事として書くならそうかもしれません。
でも、そんなのくだらないと思っていて。
それの何が楽しいんだと。
相手を定めて喜ばす事は簡単なんです。
でも、繋ぎ止める事は難しくて。
これは山崎まさよしさんの歌詞から引っ張ってきてるんですが。
ほら、またこうして話が飛んでいく。
危うく山崎まさよしさんの事を書き始める所でした。
まとまりがなく、何が言いたいのかも分からない文章が出来上がる時。
それは書きたい事がなく、伝えたい事もない時。
ようするにただの日記。
でも、そういう時ほど本音が出やすく、書いてて楽しかったりする。
日記の覗き見は趣味が悪いけど、興味をそそるでしょ?
そんな人の為の書いてたりするんです。
イイねとかフォロワー数が気にならないのは、こういう事が起因している。
ただの日記に賛同されても。なのだ。
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