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運営についての考え方

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記事一覧

撤退のラインを決める事の重要性

今日はこの記事から。 僕も国や東京都の政策にはグチをこぼします。 ふざけんなと思ってます。 でも、これは少し違うかなと思いました。 店舗の賃貸契約の中に、退去する際は改装した店舗を元の状態に戻す原状回復義務があり、高額の解体費用を捻出できず店じまいしたくてもできない人もいるという。 撤退の際の原状回復。 これは飲食店経営者なら誰もが知ってる事です。 確かに苦しいです。 売上が伸びず、先も見通せない。 でも、解体費用が払えないから営業を続けざるを得ない。 こ

「お金を借りた方がいい」と無責任に言うな

お金を借りてもそれは延命でしかなく、それは廃業の延長でしかなくて、結果残るのは多額の借金であるという。 今日はこの記事の振り返り。 僕は一年前のこの判断や考え方は間違ってなかったと思ってます。 こんな記事が出始めました。 僕の知り合いが何人もお金を借りに行きました。 その人達が皆言ってました。 「無利子なら借りるべきだ」 僕はそんなアドバイスを笑顔で躱してきました。 コロナをなめていた訳ではなく、 経営をなめていた訳でもなく、 向き合っていなかった訳でもあ

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50円玉を見つけたら当店を思い出す

今日はこの記事の振り返り。 この事については何回も書いてるな。 そして書き足す事がほとんどない。 ここに書いてある事が全て。 以上。 これで終わらせたら何の為に書いてるんだとなるので、少しだけ書くか。 お店で聞かれます。 「キャッシュレスは使えないんですか?」 「現金のみです」 「何でですか?」 まさかこんなに追求されると思わなかった。 びっくりしたよ。 でも、その人の聞き方は意地悪でもなければ、悪意を微塵も感じさせなかったので、しっかりと説明しました

お金の大切さを分かってない

お金の大事さってカフェの本とかカフェ経営者のインタビューとか見てもあまり書かれてないので。 今日は一人営業のデメリットを書こうとしたら、お金の大切さを書いていたという記事の振り返り。 カフェをやってる人の記事とかインタビューを読んでもお金の事をほとんど書かないし、言わない。 少なくとも僕はほとんど見た事ない。 夢を売る仕事だからなのか。 お金の事を言うのは恥ずかしいのか。 それともほとんどの人が興味ないのか。 そんな事ないと思うけど。 まあ具体的な数字は置いと

追加料金を払わないとカフェ・ラテが楽しめないのはおかしいと思う

当店は質の高い牛乳を使ったカフェ・ラテの美味しさを知ってほしいという強い気持ちがあります。 豆乳はあります。 でも、メニューには書いていません。 その理由を説明した記事です。 これも出来れば読んでほしいな。 ちゃんと目的があってメニューに書いていないので。 とは言え、牛乳が苦手な人は気軽に言ってください。 無理して飲むようなものじゃないので。 ちなみに豆乳に変更しても追加料金はかかりません。 珍しいでしょ? たいてい50円か100円は追加料金がかかるかな。

何をしても怒られないからこそ

いつまでも健康のままでいられると思っていませんか? 昨日は誰かと一緒にやるなら一人でやった方がいいと書きました。 ただ、一人でやるのもデメリットがありますよ。 それは健康だったりするんです。 僕は自転車事故でそれに気づいたのでした。 という記事です。 あの時の恐怖を未だに覚えています。 健康大事。 ただ、また事故の事を書いてもしょうがないので他のデメリットを書こうかな。 一人営業のデメリット。 なんだろう。 そんなに無い。 去年書いた事が全てな気がする

誰かとお金を合わせて出店なんて考えられない

今みたいな予期してなかった出来事や、雨の日があると一人で良かったなーとしみじみ思います。 この一年、飲食店は大変でした。 (他の業界もだけど) それでもやってこれたのは人件費がかからなかったからです。 人件費=僕の給料 なので、まあ削れば続ける事は出来る。 これが一人でやる最大のメリットだと思います。 カフェをやりたいと言う人の中にこんな人が多いです。 「友達と二人でカフェをやろうと思ってて」 本当に多い。 僕はオススメしません。 「やめときな」っていつ

信頼関係を築いた先に

売る場所と提供方法を考えると当店では難しいかなと思います。 使ってみたい素材はあるけど使わない理由を書いた記事。 理由は冒頭に書いた一行。 まずいな。 特に書き足す事はない。 あっ、少しだけあった。 この時と少しだけ考え方が変わった。 それはコロナ禍でテイクアウトを始めた高級飲食店の施策を見て。 例えばこれ。 sioの高級弁当。 本当に凄い。 1万円のお弁当。 もし、僕が経営者だったらそのアイディアを却下していたと思う。 「1万円の弁当?誰が買うんじ

今年も競争じゃなくて共創が出来たらな

競争じゃなくて、共創が出来たらなと思っています。 この時に書いた事がきっかけで仲良くなったお店がありました。 本当に書いて良かった。 いつか一緒に何か出来たらと思ってます。 その話は置いといて。 この時に書いた事は今でも本気で思っていて、 競争じゃなくて共創。 これって大切な考え方だと思うんです。 この間も書きましたが、2020年一番倒産した業種は飲食店でした。 なぜこんな事が起きたのか。 もちろんコロナの影響や後継者不足などもあるんですが、 単純にです

好きな物を使うという事

「東京牛乳を使ってます」 なぜ東京牛乳にしたのか。 なぜ牛乳にこだわるのか。 そんな事を書いた記事の振り返り。 牛乳にこだわったカフェ・ラテ屋を始めて5年。 競合が出てこない事に胸を撫で下ろしてます。 それと同時に、もう出てこないかもと思いました。 コーヒー屋さんは牛乳をないがしろにしている。 大袈裟かもしれないけど、僕はそう思う。 どこも同じメーカーの牛乳を使い、 たまに加工乳を使用している所すらある。 それが色々と飲み比べた結果、美味しかったから。

自分が好きな物を提供して、喜んでくれる人がいる。

緊急事態宣言の事についてグダグダ考えてもしょうがないので、振り返りに戻ろうかと思います。 カフェ・ラテのお店になった理由について。 「浅煎り」「スペシャリティ」「ハンドドリップ」 これらが全盛の時に何でカフェ・ラテのお店にしたのかってやつです。 この時も今も全く考え方は変わっていません。 僕はあまり変わらないんだろうな。 振り返りをしていて思う。 柔軟さに欠けるのと、頑固なんだろう。 酸っぱいカフェ・ラテが苦手な僕は、自分が美味しいと思うものが飲みたくて、カフ

休業はしません。自分の為だけじゃありません。

今日は1年前の4月3日に書いた記事を振り返ります。 なぜ、そんな中途半端な時の振り返りをするのか。 状況が今と似ているからです。 ちなみにこの記事。 都知事が「飲食業は自粛するように」という会見を開いた次の日に書いたnoteです。 都知事は、「店は閉めろ、客は行くな」という会見を開きました。 昨日、首相も同じような事を言いました。 飲食店をスケープゴートにして、自分たちの失政から目を背けさせたんだと思います。 一月前まで「Go To Eat」なんてばら撒きをし

全てを自分の責任にする為に

全ての面で自分で責任を持ちたい。 人を雇わない理由の最後です。 今もこの気持ちは変わっていません。 僕はよく常連さんに助けられていると書いています。 これは本音で、うちのお店は常連さんで成り立っています。 でも、なかには今はもう来なくなった人もいます。 昔は毎日のように来てくれたのに、ぱったりと来なくなる。 これは正直に言うと凹む。 理由は様々なんでしょうが、言える事は一つ。 自分の責任。 何かしてしまったかな。 美味しくなかったかな。 うちよりも美味