読書感想文 『アイデアの99%』

キッカケ

とある人生の先輩と飲みに言ったときに、自分の街がこうなって欲しい、とか、そういう理想を語っていた。

とてもいい飲み会で、帰ったあとにメッセージで思いを形にできたらいいね、と言ってくれた。

”形にする”。想うのは結構得意だけど、考えてみると形にするのは苦手だなとうっすら感じていたので、これを機に何かしら自分に刺激を与えて、形にする力を得たいと思ったことが、この本を購入したキッカケとなる。



気づき


”人生において、重要なプロジェクトを5つだけ選ぶ。それに無いものはやめる。”

確かに、最近の自分は興味が移ろいがちで何かに集中できていない気がしていたので、これをやってみる。

プロジェクトと言えば、
家族、普段の仕事、楽器演奏、プロダクトデザイン、英語、地域のこと、UX関連、みたいな感じだろうか。

ここから5つ選ぶとしたら、

  1. 家族

  2. 普段の仕事

  3. 楽器演奏

  4. 英語

  5. UX関連

こんな感じか。

1-3は自分らしく生きていくために必要なことだと思っている。

4は自分に出し入れする情報を開くために必要で、他の要素にも影響を与えるものとしてやる。

5は自分の興味があること、強みとなり得る部分なので、より注目していこう。

その先で、プロダクトデザインや地域のことに繋がることはあるかもしれないが、一旦それは忘れて生きて行こう。



”自ら進んでフィードバックを求め、それを取り入れる。”

めちゃくちゃ当たり前のことだが、改めて言われるとドキッとしたので、戒めも込めて気づきとして認識しておく。

何にも知らない状態のときは、フィードバックというのは自動的に来ることもあるので、そこまで問題にならない。

その次の段階、そこそこ慣れた段階のとき。

自分で色々できるようになってきたときって、フィードバックのおかげで時間がかかることを恐れる瞬間がある。

自ら進んでフィードバックを求める姿勢は、更にその次の段階へ進んでいる人のやっていることだと気づいた。

二流、三流ほど人の意見を聴かなくなると肝に銘じて、自分を高めていきたい。



”周囲を引き入れるには、まず自分が全力で取り組む”


チームにとっていいアイデアを思い付いたとき、それはみんなにとってイイことだから積極的に協力してくれるだろう、という気持ちになる。

だが、経験的に実際そんなことは無い。(権力があったら別かもしれないが)

みんなそれぞれ ”いいね” と言うけど、身体を動かすのは基本面倒なのだ。

それぞれが大事な仕事を抱えているので、そもそも優先度が違う。

だから、何かを始めるときには、自分が全力になる。

そして、全力であり続けることが重要だと思う。


社長が全力ではない会社は、魅力的に思えるだろうか、ということを心に刻みたい。



やること

家族、仕事、楽器、英語、UXに人生の時間とお金をつぎ込むことにする。

手を放しがちな自分発信のプロジェクトにもう一度、ガソリンを注ぎ、ギヤ1から動かしていく。



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