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かおなしまちす個展『地獄博覧会』を終えて

かおなしまちすさん初の個展『地獄博覧会』が無事に終了しました。期間中にお越し下さった皆様ありがとうございました!
初の個展会場としての利用だったので最初は心配していたのですが、無事に最終日を迎えられて一安心。最終日は店内が超満員状態でして、一部入場規制がかかってしまい誠に申し訳ございませんでした。

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何より、期間中は毎日在廊し続けて、直接作品の説明をしていたまちすさんの姿を見て、この展示会にかける覚悟や想いが伝わってきて、私自身刺激をたくさんもらいました。
正直な話、これまで展示のご相談をされることはありましたが、全て断ってきました。理由は「本気の人としかやりたく無い」という私自身のこだわりからです。「その人の本気なんてわかんないだろ!」って意見も分かりますが、だいたい話をしたら分かります。
「楽しかったねー」で終わるよりも、少しでも何かしらの学びや、次に繋がる何かを得て欲しいという思いを大事にしていますので、そういう思いのある方からのご相談お待ちしております!

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前置きがだいぶ長くなっちゃったんですけども、今回の個展を通して面白いなーと思ったことがあったのでnoteに書いてみます。

面白いなと思ったこと、それは、個展に足を運んで頂いた大半の方が「まちすさんの作品を観たことがない」ということです。観たことあるのはパフォーマーとして踊ったり、白塗りに全身タイツで踊ったりしている姿だけ。にもかかわらず、毎日たくさんの人が足を運んでくださるんですね。
例えばなんですけど、皆さんが展示会などに行く時って、WEBやフライヤーに載っているアートワークを観て、「へー、こういう作品なんだ。直接観てみたいな。」って思って足を運ぶことが大半だと思います。
もちろん、まちすさん自身が表立って作品を発表されていなかったという背景もあるかもしれませんが、作品に対する前情報がほぼゼロにも関わらず、あそこまで人が見にくる、応援しにくる人がいるってすごいことだと思います。

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そして、決してお安い値段ではないのに、作品がどんどん売れるんです。「どんな作品を作ってるのかな?」って思いながら足を運んだ方の期待を超えるレベルの作品だったからこそ、半分以上の作品が売約に繋がったんだと思います。その瞬間に立ち会えて、とても光栄でした。
今回の展示会の成功は、間違いなく、まちすさんに対する周囲からの「信頼」があったからこそでした。誰に対しても平等に接して、常に足を運んでくださるお客様への敬意を忘れず、忙しくても作品に対する説明は丁寧にする。そんな姿勢が、まちすさんの人気の秘訣なんだなーと見ていて思いました。

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自分自身がそういうことできているか、今一度考え直しつつ、今日も営業頑張ります。年末は年越しまで営業予定ですので、帰省された際はぜひ遊びにいらしてくださいね。

それでは。

※今回のnoteの写真は別府のお役立ち情報満載の「べっぷる」さんから拝借させて頂きました。べっぷるさんからも許可いただいております。

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