【経営学について実務での気づき39】ピーターの法則
こんばんは、ひよこぶちょーです!
諏訪に来ました。こっちは本当に寒いです。しかし、これぞ年末といった雰囲気で心地良いです。いよいよ明日は大晦日ですが、本日はピーターの法則について書かせていただきます。
私自身がそうならないようにと心掛けていたことが法則とされているとは!さすが学者さんは偉大です。
実は自分が無能かもしれない
私は新しい役割や初めてやることに取り組むと出来ない事が多く、自分に能力が無いと感じることがよくあります。"自分では無い他の人が自分の役割をやっていたらもっと上手くいくんじゃないか"と考えたりもします。このように考えるようになったのはリクルート時代の一番最初の上司のせいかもしれません。営業として売れなかった時に『お前のエリアのお客さんはかわいそうやな。出来ない営業が担当してるせいで良い提案がもらえなくて』と言われました。今考えると完全にパ○ハラですが笑、それが今でも身に染み付いています。
みんな無能になってしまう可能性⁉︎
じつは、会社内にいる人間が全員「無能」かもしれない。そんな説があることをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。まさに私が当時の上司から叩き込まれたことを提唱したのが南カリフォルニア大学教授の教育学者ローレンス・J・ピーター氏です。1969年に「ピーターの法則」として発表されています。この法則の要点は、「人は昇進することで無能になる」というところです。
その役割に適正な能力があると判断されたから昇進したのに、昇進したら無能になるとはどういうことなのでしょう。たとえば営業職で、コミュニケーション能力が高くて成績トップの人が出世し、課長職についたとします。しかし、たとえコミュニケーション能力が高くてもマネジメントが苦手だったら、出世後は “課長としての成果” を出すことができなくなってしまいます。
このように、昇進によって求められる新しい能力や資質に対応することができなければ、有能であった人も無能化してしまうということです。やはり継続して学び、スキルや能力を伸ばさなければいけないということはこういった法則からも理解できます。
本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それでは今年の締めくくりであるまた明日!
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