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【ご質問に対する考え】当事者意識の醸成

 こんばんは、ひよこぶちょーです!

 今週は良いことがたくさんあり、明日はあっという間の金曜日です。どんな小さなことにも”嬉しいな”と感じることは精神衛生的にも良いものだと考えます。

 大変ありがたいことにコメント欄から大久保様よりどうしたら当事者意識を持ってもらえるのかと問題提議をいただきましたので、本日はこれをテーマに書かせていただきます。この場をお借りして問題提議いただいたこと御礼申し上げます。

 ちなみに、本日書かせていただく内容に理論的な根拠はありませんのでご勘弁願います。しかしながら、私がリクルートという会社から学んだことについて共有させていただきます。
 本日の内容を一言で表せば、リクルートという会社には当事者意識の持たせ方が企業文化、仕組みとして完全に確立されており、その一部を模倣することで当事者意識の持たせ方のヒントが得られるのでは無いかと考えております。

リクルートのDNA

 リクルートの社員と言えば、圧倒的当事者意識、圧倒的当事者意識といえばリクルートの社員と言われるほど象徴的なものとなっております。リクルートに関連する書籍には書かれておりますが、入社した社員は4つのスタンスを徹底的に叩き込まれます。それがリクルートのDNAとなります。

・圧倒的当事者意識
・考え抜く、やり抜く姿勢
・広く、深く学び続ける姿勢
・チームとして協働を追求する姿勢

圧倒的当事者意識

 本日のテーマにもなっているこちら。新卒で支店配属一日目、先輩社員や上司に何かしら質問をすると、伝家の宝刀『で、お前はどうしたいの』と反対に質問が返ってきます。日々の業務、目の前の仕事を「自分ごと」として捉える仕組みが一社員レベルに徹底されているのです。「お前はどうしたいの?」と問われ続けることでこの圧倒的当事者意識が醸成されていきます。
 
 さらに情勢との四半期に一度(今は変わっているかもしれません)の個別面談でWii / Can / Mustを確認されます。

Will:自分が成し遂げたい事、やりたい事
Can:今出来ること、持っているスキル
Must:今やらなければならないこと

 従業員がそれぞれ仕事によって何を実現したいか、何ができるようにならなければならないかを上司と確認することで、何をすべきかを決めていくので、高いモチベーションで維持する仕組みを作ります。

 例え業務で躓いても、上司から『仕事大変だよね。でもひよこは○○をやりたいんだよね。そのために今ひよこが持っている○○というスキルを活かして、○○をやり切ることで結果としてなりたい姿に近づくんじゃないの』こんな会話が日々交わされます。

 常にどんなことでも自分の意見を求められます。それによってすべては自分事、自分でとことん考えることで次第に当事者意識が芽生えていくのだと学びました。また、急に○○委員とか○○係みたいに役割を振られリードすることを求められることも多かったなと振り返ります。ちなみに新卒時の私の役割りは朝礼の際に”今日の一言”係でした。笑

 これはおまけ的なエピソードですが、リクルートでは『頑張ります!』や『努力します!』というとほぼ100%返ってくる言葉は『頑張らんでいいから結果出して』です。笑 

 今でも大好きな会社であります。もしかしたら時代と共に当時私が在籍していた時と文化も変わっているかもしれません。しかしながら、この4つのスタンスを持ち合わせた人材がいることがリクルートという会社の根幹にある競合優位性であると感じます。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!

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