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【経営学について実務での気づき②】-リーダーのジレンマ-

こんばんは!このトピックが書きたくてnoteを始めたのに、一番書いていない②を書かせていただきます。笑

「○○さんがいないと」と言われるのは良いリーダー?

新組織就任2日目。不安2%、わくわく98%で仕事をしてます。
新組織に異動したのですが、コロナ禍で直接御礼を旧チームメンバー一人一人に伝えられなかったので、最後の個人面談を実施中一人のメンバーにこんなことを言われました。

『ひよこぶちょーがいなくなって正直みんな悲しいというか、不安というか。。。一つの区切りがついてしまった感があります。』と。

嬉しいっ!!これは嬉しすぎる!!リーダー冥利に尽きる!!・・・と、一瞬感じました。

しかし、これは本当に良いリーダーなのでしょうか。。。

リーダーシップ論で有名なアメリカの社会学者クルト・レヴィンによると私のリーダーシップ類型は民主的リーダーシップに近いと考えます。
”チームメンバーの意見を尊重し、新しいアイデアを発掘し、結果 < プロセス、メンバーの成長を促すというのが民主的リーダーシップのポイントだ”とレヴィンは述べています。

しかしながら、このリーダーシップ類型には欠点があり、組織が属人的になり、結果として組織自体は弱体化していく。つまり、私は組織にとっては良いリーダーでは無く、恒久的ななものを創り上げられなかったということになります。がーん。

実務からの気付き

恐らく多くの方がリーダーという役割を与えられると気持ちは高揚し、自然とやる気に満ち溢れてきます。

顧客、組織、そして一緒に働くメンバーに対して何が還元出来るかを考え抜き、”良いリーダー”になろうとします。しかし、一歩引いて考えてみるとこの先ずっと存在し続ける、組織、会社を創り上げていくために、良いカルチャーや制度、ルールを作り、例えリーダーが代わっても、価値創造をし続けることが出来るチームを作ることが本当に良いリーダーなのだと感じます。

『○○さんだから』と顧客や一緒に働くメンバーに言ってもらえるのは自身の承認欲求が満たされ大変嬉しいことです。でも現組織ではそれで満足せず、継続的に価値創造をし続けられるチームを創り上げなければと気付いた一日でした。

若干日記気味になってしましましたが、本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました。それではまた明日!

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