【しんけい #5】グレーな障害、軽度な難病ゆえの苦悩
Yさん
Yさんは、娘さんが生後半年の頃、家族帯同で米国に留学した。一般的に赤ちゃんは1歳弱までにはつかまり立ちできるようになるとも言われるが、娘さんが立ったのは1歳半の時。首座り、お座り、ズリバイといった発達も少しずつ遅かったが、「日本だったら、“遅いけれどそんな子もいるよね”程度だと思うが、米国は違った」。
渡米後すぐ定期健診で筋肉の低緊張を指摘され、「顔がフラットだ、親に似てないことが気になるなど、日本だったら遠慮して言わないようなことも、ズバズバ言われた」。専門