月に一度はカラダの確認を②

～運動習慣の第一歩は、カラダの悲鳴(こえ)に耳を傾けること～

前回は、自分のカラダの状態を把握し、目的をもって取り組むことが大切だという話をしました。今日はその続きです。

では具体的に何をしたらいいのでしょうか…？

自覚のあるなしに関わらず不調を抱えているわたしたち現代人が、真に豊かな運動習慣を身に付けるための現実的な提案は、

「あなたのカラダが、すぐに動き出せる状態であるかどうかを確認する」
ということです。

理想の肉体美は、本来の機能(ベース)が整った上に成り立つもの。

私たちのカラダは、日々変化し続けています。動けていた時の記憶のままに、いきなり動き出せるわけではないのです。
活発に走り回っていた子供時代、いくら動いても疲れを感じなかった20代を経て、健康意識や運動はそっちのけで仕事や家庭に奔走する働き盛り世代…。

カラダはとても柔軟で従順です。
わたしたちのライフスタイルに適応し続けてくれてきたのです。

その過程で私たちのカラダには、バランスを保つために動きの癖が積み重なり、長い月日を経て慢性的な歪み、結果として痛みになって表れてくるケースがほとんどです。
こういった痛みは、薬や治療という対症療法では治せません。

「正しい運動」を積み重ね、カラダ本来の機能を取り戻すことによってのみ、痛みを緩和し改善することが可能なのです。

カラダが存在する本来の目的は、生命を維持すること。
呼吸し、立ち上がり、歩き、よく咀嚼し体内に取り込み、体内で不要になったものを排泄する。この循環が基本なのです。

運動が大切だという認識のあるあなただからこそ、カラダの声に耳を傾けることをおろそかにしないでほしいのです。

あなたのカラダは、どんな声をあげていますか？

カラダの声を受け取ることができれば、あなたに必要な処方箋が見えてきます。
その場しのぎのではない、オーダーメイドのボディメンテナンスプログラムです。

月に一度は、パーソナルボディチェックを。
正しい運動習慣の第一歩です。

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