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TM paint 本人に色々聞いてみた。

<トクあとがき > ピストルズが〜!とか、アートの価値ってなに?!だとか、色々カッコつけてかいてたけど…RAKUGAKIDSやった本当の理由って…よくTMさんが見てるこの占いに影響を受けてるだけなんじゃないかなと…。繋がった気がしましたwwはいどうも。筆の重さは天下一品、THE-B-MARTのトクちゃんです。かなりサボっていた久々のブログとなりました。2022年もあとわずか、みなさんいかがお過ごしでしょうか?もう秋なんてササッと過ぎ去り、冬が来ちゃいそうな10月の中頃。毎年言いよるけどマジで一年が早い…。今回のブログは先月開催したTM paint ART SHOW”RAKUGAKIDS”についてです。会場となったアート喫茶フライ。ここは盟友ツバサちゃんが今年の5月にオープンしたオムライスとクリームソーダが最高な喫茶店です‼︎

今回は、THE-B-MARTの展示とは、一味も二味も違った現在進行形のTM paintの世界観がつまりまくったマジで最高なART SHOWでした‼︎

突然思い立ったとき発動するTM paintの『やりたい事っ‼︎』このTM氏の衝動(発作)が…毎回色んな角度で飛んでくるのが最高に面白いのですが、今回の”RAKUGAKIDS”に関しては、最初に話を聞いた時は正直驚きました。今後の活動の軸からアップデートしようとしてるような〜いつもと違う衝動って感じで、何か面白い違和感を僕は感じました。

『TM paint 初の手描き(落書き)作品を集約し、新たな実験の場として開催するART SHOW』

多くの人にARTを手にして楽しんでもらいたい。ARTの入り口になってもらえたら嬉しい。という思いで、手書きの作品から上手く逃げ立ち回り…プリント作品に重点を置き活動をして来たTM paint。このコロナ禍の中でタバコを辞め、その浮いた時間にチコチコ描いてきた手書き(落書き)作品の展示となります。

ーまぢ、手が痛いっす。落書きしました。飾ってる作品全てが売り物です。(by TM paint)

会期:2022年9月5日(月)〜9月30日(金)
会場:アート喫茶 フライ(中目黒)
instagram:@art.kissa_fly_

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こちら、”RAKUGAKIDS”の告知の際に出していた案内文です。

これまでのTM paintを知ってる方なら、お気づきになっていた方もいらっしゃると思いますが、シャイボーイ全開で、何かしらの企みをオブラートに何重にも包んでるっ文っっ‼︎僕自身、TM氏の今回の衝動の根っこが、めっちゃ気になってたので…フワッと、はぐらかし逃げようとするTM氏を捕まえて開催後の心境も含めてインタビューすることにしました‼︎

前置きなげー‼︎どうにかブログのボリュームを増やそうと必死なのですが…。ページを埋め尽くしちゃいそうなので、本題に行きますー‼︎本人にあれこれ聞いてみたインタビュー形式でお送りしますー!!では、スタートです!!

↓↓↓

トク:今回の”RAKUGAKIDS”についてですけど…。

TM:うん!結構本気で描いたものや、思いつきで描いたものとか、本当のメモみたいなのとか、好き勝手に描いた『ラクガキ』で埋め尽くしたねー‼︎ トク:食い気味ですねー。結構、絵の数ありましたね‼︎数えたら、69点ありましたよ‼︎

TM:出来たばっかの綺麗で大人な雰囲気の "アート喫茶 フライ" をPOPでゴチャゴチャした感じで、楽しく可愛い雰囲気に変身できればいいなぁと思って。一枚一枚の絵を見てほしいというより、TM paintらしい空間を作りたかった♥️

トク:大きくそこが違いましたね!いつもイベントのブース作りの時とかTM paintのPOPな世界観を大事に‼︎って口うるさく言ってますけど、絵を一番見てもらえるように空間作りしてますよね!絵を引き立たせるようにおまけ的な!

TM:そうっ!今回は絵をピンポイントで見てもらうよりも、絵も含めて全体の空間を見てほしくて!さらに、これまでのTM paint & THE-B-MARTの活動を振り返る写真も飾って、僕のことを知らない人にも自分が何者なのか紹介するコーナーも作ってみました(照)結婚式の入口みたいだったねー(笑)

トク:写真コーナー任された時、嬉しかったっす!あとTMさんの私物コーナーもありましたね。

TM:そー!フライをPOPに仕上げて、友達や家族と会話も弾んで、明るく元気にフライの美味しいご飯が食べれて、更に気に入った絵やGOODSがあれば買うことができるというハッピーな空間を作って、フライだからこそなTM paintワールドを表現したかった‼思って感じに出来たかなと!

TM:というのは、実は表向きなやつでさ…。

トク:どうしたんすか…急に声ちっさくなりましたけど…。

TM:実は少し前にSEX PISTOLSのドラマを見て…。本物とはなんぞや!って考えさせられ…。

トク:もうちょい噛み砕いて欲しいっす…よく言われるフェイクな存在への反骨精神ですか…?

TM:いや…。

トク:初めての方にもアートを買うハードルを下げたい!入り口になってもらいたいって理由で、プリントキャンバスを展示したり売ったりしてますよね!そことも関係あるんですか?

TM:そう!ハードルを下げたくてね!!キャンバスは、飾って楽しんでもらった後に、ぶん投げて遊んでもらいたね!

トク:その、ぶん投げてってやつ、いつも言ってますよねー!だから手描きで作品を作るってのはあえてしないのかなーっと。

TM:多くの人に自分の絵を知ってもらうだけじゃなく、飾って日々の暮らしに彩を加えて欲しいって!出来るだけ気軽に手にとってもらいたい!って思いからのキャンバスアートやね!トクちゃんに関しては、キャンバス大事に扱ってないとイラっとくる(笑)

トク:気をつけます!w

TM:トクちゃんにとって絵の価値ってなに? 答え出なそうやから話進めていいかな?!んで、絵の価値や受け取り方って人それぞれで、自分にも価値を感じるポイントがある感じで、それぞれでいいやん!ってね(笑)

トク:聞いといて、答えさせてくれないんですね…。んで、深けぇ…。あれ?なんか、まとめにかかってます?まだ、RAKUGAKIDSが見えてこないんですが…wwww

TM:(笑)

TM:まぁまぁ。んで。例外はあるけど、何となく手描きのって、サイズが大きければ何となく高そうじゃない?色をいっぱい使ってる方が高そうじゃない?さらに、その人のこれまでの活動で絵の価値が変わるのか?若手だと安くて、ベテランだと高いの?キャリアの線引きってどこ、なに?とかいう、絵というふわっとしたモノへの価値のいろんな考え方にずーっと疑問があった。

トク:確かに!言われてみると、見に行く前からそうなんだろーなって勝手に思いこんでたかもです。あんま、そこ考えないかもですね。絵を見て、へーこの値段なんだーって受け取る感じが多いかもしれません。

TM:だから、そこらへんの絵の価値って?的な実験の場として”RAKUGAKIDS”ってのをやってみた!自分の中で、手描きで色々と描いてみたいのもあった。

トク:作品も面白かったし、値段の付け方もめちゃめちゃで面白かったですww

TM:小さいメモ帳に描いたり、クレヨンで書いたもの、でかい良い紙に書いた作品やプリントキャンバスの上からラクガキしたり、いろいろと展示した。飾ってあるものが全て売り物でね。他の絵の展示では、あんまやらなそうな値段の付け方をしてみた。詳しい値段設定は来てくれた人だけの秘密で!(笑)

トク:まじで、基準が何か分からん値段設定でした。

TM:見に来てくれたお客さんが、「あっちのでかいカラーの絵はこの値段なのに、なんでこんな汚い紙に描かれた小さな絵のほうがこんな値段?」とか「どうしてこれはプリントなのにこの値段なのか??これ原画なのに安すぎるだろ!どっちがプリント?」とか。

トク:確かに。同じ絵をプリントと手描きで描いてるの今の話聞いてるとなるほどってなりました!手描きの方にFAKEって描いて、そっちのが安い。どっちが本物?って人が多かったですね。そこに翻弄されて、よりしっかり絵を近くで見まくってるお客さんとかもいましたね。

TM:あれねー!手描きとプリントって手法が違うだけで、どっちも本物よ!「これは絶対笑いながら適当に値段決めてるだろ。」などなど(笑)みんな絵の価値が何で決まっているのか考えてくれてる声が聞こえまくってきました。

トク:確かに!今回の”RAKUGAKIDS”では、絵の内容に対する感想だけじゃ無かったのが面白かったです!

TM:まさにそうそう!って感じで。みんな絵の価値が人それぞれ違って、感想も様々で聞きたかったことが聞けたという感じで新鮮でした。思ってもなかった角度の感想とかもあったり。

トク:まさに実験型のART SHOWでしたね!

TM:その何でも、なになに型ってつけるの好きよねー。型にはめる感じやめてもらえない?(笑)まぁー。そんな感じで、見に来てくれるお客さんに、クスッと笑ってもらいながら、中にはモヤっとしてたり絵の価値とは?一緒に考えてもらえたらいいなーと思い、楽しんでほしくて、あのような感情揺さぶり型展示をやってみたかったのでした。

トク:感情揺さぶり型ですね…。

TM:人それぞれ答えは違うのが当たり前で、絵の価値を共感してもらえた上で買っていただいた絵、最後まで残った絵はその共感できる人が現れなかった。ということなど、そしてかなりの予想外の結果など…すべて同じくらい楽しんで描いた絵を同じ壁に並べて値段つけて売ってみて、いろいろと発見がありとても勉強になりました。今回、これもツバサちゃんのフライだからこそやらせてもらえたー。こんなのに付き合ってくれてありがたい!

トク:作品が出来上がり、飾られるまでのストーリーに共感っていいですね〜!

TM:ごめん。ちょっとよく分からんけど…(笑)

TM:あと、今回急遽思いついて、お客さんに私物を持って来てもらって、ラクガキする【1point rakugaki】という新しいイベントもやったのですが、勝手にお客さんたちの中で私物大喜利みたいになっていたのは嬉しかった。似顔絵とは違ったリアクションも面白かった(笑)もー少し展開できそうな部分も分かったので、第二回をやりたいねー。たくさんご応募、ご参加いただきありがとうございました。

トク:1point rakugaki。マジ好評でしたね〜!2回目、早よやりましょうよ!

TM:んで、結局何が言いたいかと申しますと、絵は誰でも描けるから。良い趣味になりますね。いいですね!これからもよろしくおねがいします、ありがとうございました。これにて、実験終了です‼︎

トク:なんか、まとめ方強引な気がしますが色々聞けて楽しかったです。ありがとうございました!

TM:ぶっちゃけ絵の値段って自分でつけるのってムズイし。よくわからんし、恥ずかしいよ(笑)

<トクあとがき > ピストルズが〜!とか、アートの価値ってなに?!だとか、色々カッコつけてかいてたけど…RAKUGAKIDSやった本当の理由って…よくTMさんが見てるこの占いに影響を受けてるだけなんじゃないかなと…。繋がった気がしましたww


about THE-B-MART
TM paintのキャンバスアートをメインに取り扱うMARKET型エキシビション「THE-B-MART」を開催。アート展としてだけでなく、自分らが興味持ったものに実験的にトライしてく場所(クリエイティブアートレーベル)として、TM paintのサイドプロジェクト『THE-B-MART』が2017年に本格的に活動開始した。

MARKET型エキシビションはカフェ・美容室・ショーウインドウや音楽フェスなど様々な場所で不定期に開催している。2019年にはTHE-B-MARTの直営店、「THE 1st SHOP」を佐賀の美容室内にOPENした。2020年には偶数月にしかOPENしない大喜利型オンラインショップもスタートした。

また、THE-B-MART名義で企画・デザイン・アートディレクション&プロデュース業務やイベントブース制作なども行っている。

THE-B-MARTを『視覚』だけでなく『聴覚』からもその世界観に引き込むために各分野で活躍するアーティストを集結させた雑種系音楽集団であるTHE-B-MART MUSIC CLUBを作った。そして!遂に!2020年の集大成としてオンラインショプ のテーマに沿った色とりどりの楽曲達をパワーアップして詰め込んだミニアルバム「THE-B-MART EVEN MONTHS LIMITED ONLINE SHOP THEME SONGS」を2020年12月25日に配信リリースした!


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