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『アルファード』を操るならば、ゆったりとした大人の心を持って臨みたい件

木曜日はクルマ談義です。

本業は、愛知県・岐阜県・三重県のエリアマネジャーという仕事をしていて、その3県をレンタカーで走り回っています。
レンタカーは法人契約で、『コンパクト』と呼ばれる1300~1500ccクラスの車種が指定されているのですが、この7年半でこのクラスの殆どの車種は何度かずつ乗ってきました。

TOYOTAでいえば、VitzからYaris(全長394cm×全幅170cm×全高150cm)、
HONDAでいえば FIT(408cm×170cm×154cm)、NISSANでいえば NOTE(405cm×170cm×151cm)、MAZDAでいえば DEMIOからMAZDA2(407cm×170cm×150cm)、SUZUKIでいえば SWIFT(385cm×170cm×150cm)…といったところは全て何度も乗ってきたわけです。

レンタカーの繁忙期になると、希望のクラスの在庫が出払っていたりしますが、そこは常連というか上得意ですので、代わりに上位クラスの車両を用意していただけます。
上位というのは『より排気量・車格が大きいクラス』という意味で、多いのは TOYOTA COROLLA(450cm×175cm×144cm)だったりするのですが、今日はなんと、『アルファードでもよろしいでしょうか?』と言われてしまいました。

TOYOTA ALPHARD(495cm×185cm×195cm)は、いわずと知れた国産高級ミニバンの雄であって、その人気は絶好調!
半導体不足等の事情で新車のデリバリーが滞っているなか、幹線ロードサイドの中古車店では、新車並みかそれ以上のプレミアム価格で中古車が販売されているような状況です。

個人的にはあまり、というか全く好みではない車種なのですが、会社経費で、コンパクトとの差額なしで貸していただけるというので、笑顔で了解です!

車格的には、マイカーである Volkswagen TIGUAN(450cm×184cm×168cm)よりも明らかに二回りは大きく感じます。
なにより、運転席の位置が高く、かつ鼻先が短いこともあって、さながらトラックの運転席の如く見晴らしが素晴らしい。

非常に不適切な表現で例えると、子供じみた運転手ならば自分が偉くなった気分で前方車両を見下ろして煽ってみたくなるような、そんな勘違いを催すほどの優越感・威圧感を持っています。
子ども(じみた大人)は絶対に乗ってはいけないクルマだと感じました。

お断りしておきますが、けっしてこのクルマをディスっている気持ちはありません。
クルマとしては極めて完成度が高く、レンタカーなので比較的低いグレードだったと思いますがそれでいて内装は充分に豪華で高級感があります。

年式が不明でしたが、運転席・助手席周りにはローズウッド調の加飾。
これはちょっと時代遅れな気がしますね。
今ならブラックウッドないしはバーチウッド、或いはカーボン調やアルミ無垢が流行りです。

いずれにせよ、全長5メートル、全高2メートル、重量2トン、8人乗りの『ミニバン』(ミニというのはアメリカ人の感覚であって、日本人には充分に大型車です)を、1人乗車で数時間満喫させていただきました。
重心は高いはずなのに、サスペンションの設計が素晴らしくロール(横方向の揺らぎ)もありません。
静かで快適なクルージングです。
惜しむべくは、あの傲慢感に満ちた威圧的なオラオラ顔ですね(苦笑)

繰り返しますが、このクルマに乗るならば余計な優越感や自己チューな気持ちは捨てて、ゆったりとした大人な気分で大らかに運転して欲しいと思います。

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