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『カップヌードル』のトリビアを2つ語る件

金曜日はグルメとお酒のお話し。
そろそろ、タイトルと内容のズレに苛立っている方がいらっしゃることは承知の介で(笑)

ここ1年ほど、オンラインで開催される様々な勉強会やセミナーに参加する中で目的を同じうする仲間が一気に増え、Facebookのお友達も倍増しました。
皆さん、勤務先の肩書を外して個人としてのお付合いですが、尋ねてみると名だたる超有名巨大企業の方も多く、自身も同じく有名メーカーに勤務する身としては安心感があります。 
その中で、日清食品株式会社に勤務される方とお知り合いになり、その方がFacebookにステマの如く同社の商品をアップされるものですから、最近のテレワークのお供は専ら同社のカップ麺がメインになっています。もとい、その方と知り合う前から同社のカップ麺ばかり常備しておりました(苦笑)

その代表格が、やはり『カップヌードル』。
公式サイトでは、『カップヌードルはおかげさまで発売50周年!』と書かれています。
私の記憶が正しければ、発売は1971年でしたので去年が50周年?
ただ、翌1972年の『あさま山荘事件』で、立てこもり犯との持久戦となった警察や機動隊に対して同社が『カップヌードル』を提供し、極寒の中で湯気を立ててカップヌードルを啜る隊員の姿がニュース映像で全国放映されたことで、一躍、国民の常備食としての地位を確保しました。ま、そんな昔話を知っているのもこの年代ならではこそ。

今や数えきれないくらいのバリエーションを拡げるカップヌードルですが、スーパーで買い物していてふと気になったことがあります。

いつものカップヌードルの商品ロゴのスペルは『CUP NOODLE』なのですが、新発売の『世界のカップヌードル』シリーズ(3種)のスペルが『CUP NOODLES』と複数形になっているのです。

子供の頃からの性格で、この辺の事情を知りたくて仕方ないのですが、今はインターネットという便利なものがあります。
早速に検索してみました。
いつもお世話になるWikipediaでは下記のように説明されています。

日本国内向け商品のラテン文字表記は、単数形の「CUP NOODLE」であるが、日本国外向け商品のラテン文字表記については単数形ではカップの中に1本の麺が入っているような誤解を招く可能性があることから複数形の「CUP NOODLES」を用いる。国内では「CUP NOODLE」のブランドがすでに幅広く定着していることから、海外展開後も「CUPNOODLE」表記を続けているが、「世界のカップヌードル」シリーズ(トムヤムクンヌードルなど)は、世界各国の料理をカップヌードルで再現するというコンセプトから、海外向け商品の表記に合わせて「CUP NOODLES」としている。
なお、アメリカ合衆国で発売を開始した際には、cup of noodles を意味する「CUP O'NOODLES」だった。

即ち、
・日本の CUP NUUDLE は和製英語
・アメリカで発売当初は CUP O’NOODLES(CUP of NOODLESの省略形)
・海外向けと日本での海外フレーバーは CUP NOODLES
ですね。

ついでにもう1つ、商品を眺めていて細かい事に気付いてしまいました。
CUP NOODLE の下に書いてある『カップヌードル』というカタカナの『』だけが少し小さい!

この点は日清食品の公式サイトにある『カップヌードルのこともっとおしえて!』というFAQコーナーで、下記のように回答されていました。

Q;なぜ『カップヌードル』の『ド』だけ小さいの?
A;1971年の発売当時は、当然ながら「カップヌードル」という名前が 知られておらず、また、「ヌードル」という言葉自体も一般的ではなかった ため、英語の“Noodle”の発音に出来るだけ近い表記にしようと、「ド」の 文字を小さくしました。 また、当時は「ヌードル」という言葉が「ヌードを連想させるのではないか」という懸念があったことから、それを避けるためにも「ド」の文字を小さくしました。

ところが、Wikipediaでは下記のように記載されています。

容器における表現では「カップヌードル」と「ド」が小さく表記されているが、これは「ヌードル(noodle)」の正確な発音に合わせて「ド」を小さく表記したデザインにしたためである。一部に『当時「ヌードル」という言葉が日本に定着しておらず、この商品を見て「ヌード」と勘違いされ、購入を敬遠されるのを避けるため』という説も存在していたが、『キングコングのあるコトないコト』(2010年8月2日放送)にて日清食品広報部はこの説を否定し、前述の理由を示した。

後半部分が公式サイトと食い違います(笑)
推測ですが、TV番組では『ヌード』との関連自体を嫌って一旦は否定したものの、その後、『それもアリちゃうん?』みたいなノリで公式見解に昇格させたのではと…(同社は大阪発祥の企業です)。

因みに、食品ではありませんが同様にフランス風の発音に合わせて『ド』を小さく表記している商品がありました。
こちらです!
Sante de Uの deですね。

というわけで、本日も不朽の定番、カップヌードルをいただきます!
どんなバリエーションが発売されようと、私はオリジナル一辺倒ですが。

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