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『運』とか『縁』の他にも素敵な漢字を見つけたい件(その4)

自分の人生で好きな『ひと文字+ん』という漢字を認定していく!というお遊び!
ようやく『ア行』・『カ行』・『サ行』が終わりましたが、道のりは遠いです。
さて、今日は『タ行』を片付けてみましょうか…

先週のおさらい
これからの人生で大切にしていきたいア行・カ行・サ行の漢字、
【案】・【因】・【運】・【縁】・【恩】
【感】・【謹】・【訓】・【健】・【根】
【讃】・【真】・【駿】・【閃】・【尊】

できるだけ捨て去りたいア行・カ行・サ行の漢字、
【暗】・【陰】・【云】・【遠】・【怨】
【慣】・【緊】・【君】・【嫌】・【恨】
【惨】・【震】・【寸】・【賤】・【損】

それでは【タ行】のスタートです。

〇 タン
意外なところで、【耽】です。
『物思いにふける』の【耽】。
『耽美』、美を最高の価値としてひたすらその世界に心を傾け陶酔する。
ただ、行き過ぎると『耽溺たんでき』、一つのことに夢中になって他を顧みないこと(多くは不健全な方面…)になりかねません。注意が必要ですね。
因みに、焼肉で一番好きな部位は『上舌じょうたん』ですが…

タン
【嘆】かな。
『嘆息』・『嘆き』は、ボヤキ・溜息にも通じますね。
『嘆息』と書いて『ためいき』とも…
できればサヨナラしたい漢字です。

〇 チン
【珍】・【朕】などあるなか、敢えて下世話ですが【賃】を。
他人の為に一生懸命に世話をする、或いは働くことに対して必ずしも『対価』が支払われるわけではなく、それを求めてはいけない場面もあります。ただ、『IKIGAIチャート』にもあるように、『自分が好きで、得意で、社会ニーズがあって、カネになること』を達成できたら、そんなに幸せなことはありません。
今、いろんなことを吸収し、学んではいますが、そおどれもが残念ながら収入に繋がっていません。いわゆる『マネタイズ』が、これからの私の課題です。

チン
【沈】ですね。
メンタルが弱いです。ちょっとしたことで、すぐに気持ちが沈みます。
気持ちが沈むと、健康面でも沈んでしまいます。
反対語である【浮】を目指すわけではありませんが、簡単に沈まない精神を持っていたいと切に思います。

〇 ツン
いやぁ…
50音全てをシラミ潰しにやろうとしていますが、2つや3つは漢字が見つからないとか、そもそも日本語がないとか、困難にぶち当たりますね。
【ツン】という漢字・言葉を探すのは難しい…
辞書には『ツンデレ』とか『積ん読つんどく』とかは紹介されていますが、一文字の漢字ではありあせんね。
そういえば若い方たちの間では、ギブアップ寸前あるいは負け必至の状態を『詰んだ』と表現するようです。本来は『詰将棋』のように先々の手を考えて考えて打っていくことですよね。違うのかな?
いずれにせよ、強引ではありますがそっちの意味で【詰ん】です!

ツン
上述のように【ツン】という漢字がないのですが、【ウン】の時に『気のない生返事のウン』を選んだように、『ツンとした態度』の【ツン】を選んでおきます…
うぅ、苦肉の策(涙)

〇 テン
気を取り直して【テン】ですが、【転】でお願いします。
A rolling stone gathers no moss.
そう、『転石、苔むさず』の【転】です。
いや、ちょっと待って!
『転石、苔むさず』には相反する2つの意味・解釈があるらしいんです。
1.転々と住居や職業を変える人は成功しない
2.絶えず転がるように活動的な人は常に清新な気持ちで居られる

日本ではどちらかと、前者の悪いイメージが主流なんですね。『石の上にも3年』とか忍耐・我慢を美徳とするタイプだから…
ただ私が【転】を選んだのは、後者の意味合い。
欧米ではやはり、動き回っている方が美徳なようです。
そういえば『犬も歩けば棒に当たる』というのも、相反する2つの解釈がありますね。
プロティアンキャリア的に言いますと、クランボルツ教授が提唱した『プランドハプンスタンス理論=計画された偶発性』、つまり動き回っている方がいろんな出逢いや発見に繋がるんですよ。
『無暗に出歩いたら事故に遭うよ』なんて、寂しいじゃないですか?

テン
【点】を挙げておきます
物事は、【点】だけ見ていてはダメですね。
【点】が2つあれば、【点】と【点】を結べば【線】になります。
【線】が3つあれば、【面】になります。
【面】が4つあれば、【空間】が作れます。
つまり【点】は全ての源ではあるのですが、やはり【点】単独では意味がない。これ、スティーブ・ジョブズの言葉ですね(Connecting the dots.)。
情報にしても、1人の意見、1つのネット記事を鵜呑みにするのではなく、2人以上の意見や2つ以上の記事を較べて、自分なりに考察して初めて立体的な思考になると思います。
その意味で自戒を込めて、【点】ではダメだぞと…

〇 トン
『豚』もいいけど、やはり関西人は『牛』派です(笑)
肉じゃがもカレーも、贅沢ではなくって地域性として牛肉で育ちましたから…
そんな話はさておいて、【屯】という漢字を挙げてみます。
重さのトンの音訳字として使われますが、意外にも、『寄り集まる』という意味があります(他にも、たむろする、悩む、苦しむという意味もあるようですが…)。『駐屯』・『屯田兵』等で使われますね。
私は一見、社交的に見えて、実は孤独を愛し独り時間を楽しみながら生きてきました。でもこれからは、The 3rd Place の時代!
想いを同じくする仲間と寄り集まって、楽しみや目標を分かち合う時間を大切にしたいと考えております。

トン
『頓挫』の【頓】、『混沌』の【沌】、『隠遁』の【遁】と、そう多くは残っていませんが…
ここでは【沌】を選んでおきます。
中学・高校の時の文化祭のテーマが、『混沌からの創造』というものでした。『混沌』は、天地がまだ開けず不分明である状態、全てが入り混じって区別がつかないさま。『混』は混じる、『沌』は万物が成立する以前の物事のけじめがつかない状態です。
人生はとかく曖昧模糊、行先不明瞭な旅ではありますが、自己をしっかり確率し、明確な目標を持って生きていきたいものです。

以上、『タ行』が完了!

というわけで、『ア行』・『カ行』・『サ行』・『タ行』の40個を今一度、まとめてみます。

これからの人生で大切にしていきたいア行・カ行・サ行・タ行の漢字、
【案】・【因】・【運】・【縁】・【恩】
【感】・【謹】・【訓】・【健】・【根】
【讃】・【真】・【駿】・【閃】・【尊】
【耽】・【賃】・【詰ん】・【転】・【屯】

できるだけ捨て去りたいア行・カ行・サ行・タ行の漢字、
【暗】・【陰】・【云】・【遠】・【怨】
【慣】・【緊】・【君】・【嫌】・【恨】
【惨】・【震】・【寸】・【賤】・【損】
【嘆】・【沈】・【ツン】・【点】・【沌】

とうとう、漢字が当てはまらないものも含まれてしまいました(苦笑)

これでようやくア・カ・サ・タ行か。
読者が飽きてるでしょうが、惰性でも続けてみます。

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