祝!松山千春、宇治市で初コンサート大盛況の件
火曜日は音楽ネタで。
8/30(火)に『日本一CDは売れないのにチケットが取れないアートストの地方公演をゲットした件』を書かせていただきましたが、先日無事、松山千春コンサートを楽しんできました。
会場は、京都府宇治市文化会館。
大ホールとはいえ、席数1,308席の小さな会場です。
『先行予約』とは名ばかりで27列しかないうちの20列目ですが、充分にステージに近く千春の目鼻立ちから衣装までハッキリ見えています。
千春も『2階席、ねぇべ』と笑っています。
千春自身、デビュー46年にして宇治市は初めてとのことで、朝から平等院に行ってきたと話してました。
『来るのが遅くなって申し訳ない!せめて、髪があるうちに来いだよなぁ(笑)』
『宇治スペシャルバージョン』と称して最近はあまり歌っていない楽曲を歌ったり、『ちょっと気分が良いんで、アレ歌おうか。歌詞カード持ってきて!』とファンサービスもありました。
尤も、その辺は何処の会場でもやっているでしょうし、アドリブで演奏曲を変えるのもしょっちゅうあることです(笑)
ただ初めての土地や地方小都市の場合は、大都市圏に比べて『耳馴染みのある楽曲』が多めに入る傾向はありますね。
セットリストは最後に記載しておきます。
嬉しいことに、アンコールについてはノリノリで頑張ってくれました。
アンコールその1は、『長い夜』から3曲。
アンコールその2は、定番のあの名曲。
気が付けば終演は21時を回っています。
開演はほぼ定刻の18時35分頃だったので、全18曲・2時間半の素晴らしい時間でした。
先ほど、『歌詞カード』と書きました。
松山千春あるあるですが、殆ど全ての楽曲で必ず歌詞カードをチラ見しながら歌います。
『長い夜』のようにステージ上を歩きまわって歌えるのは、ごく数曲だけです。
それには千春なりの言い分があって、作詞家として推敲に推敲を重ねる過程で、最終的にどの言葉を選んだかが覚えきれないと。
千春風のセリフで言うならば、
『オマエらはよ、最終的に固まった歌詞をCDで聴いてそれしか知らないべ。オレはさぁあ、書いてる途中でいろいろな言葉があってそこから1つを選んでるわけよ。で、歌っててどの言葉が最終だったかが分からなくなったりして…。オマエはバカか?と言われても、歌詞カードは要るわけさ』
ごもっともだと思います。
肝心の歌唱については…
キーはオリジナルから落としていません。
その分、一部の楽曲で最も高い音が出しにくくなっているのも事実です。
そこは、若い頃よりも格段に大きなヴィブラートでカバーしています。
若い頃は、歌唱力に於いて美空ひばりと五分と言い切った千春ですが、66歳の今、新境地に到達しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?