見出し画像

✨ひとり旅小豆島編3 お猿の国の真のボスに出会った幸せ前編✨

ここから始めて読まれる方は、ひとり旅1と2の続編なのでもしよろしければ先にそれを読んでいただければ幸いです☺️✨

🍀1日目 夜 ホテルでの小さな幸せ✨

滞在ホテルでは、滞在中面白い貸し出しをしてくれて

首肩用マッサージ機💖
使用感は、ん〜〜〜〜まあまあ💦他にも足用マッサージ機、いろんな種類あり。

この枕のネーミング
🌟王様も夢見る天使の枕🌟
ふわふわ感をお楽しみくださいとあるので,好奇心で試してみたらホントにフワフワ。
気持ちよく安眠できた。
これはみなさんへお薦め癒される枕😉


2日目  🌟お猿の国の真のボスは?!✨

ホテルの窓から、朝の明るい海を上機嫌で眺めなつつ、片手を腰に当て、漢方薬を勢いよく飲み込んだ。
20代の頃、これは飲まなかったなあと今の自分に苦笑いしつつ
さあ、今日は何を楽しむかというと

🌟観光バスの1日コース🌟

私は観光地図の距離感の読めない人。
島内をレンタサイクルか市バスで、ゆっくり景色を眺めながら散策しようかと思っていたら、ホテルのスタッフさんに

「観光する人の九割が車ですよ!」

と驚いてとめられた。
バスの本数も観光場所へは1時間に1本などと聞きあきらめ、それならと観光バスに乗ることに。

土庄港で観光バスチケット4300円を払い、バスの1番後ろの席をキープ。
こっそり数センチ窓を開けて換気もキープ。だってコロナ禍怖いから💦
10数名の方達と共に、今日は4カ所めぐる。
最初はお猿の国へ。

山の中、到着してバスを降り、女性のバスガイドさんの後をついてお猿の国へ入場。
何やら小さな小屋の前に到着するとガイドさんは明るい声で

「ここでは、人間が檻に入って猿に餌をあげることができますから、みなさん猿に悪戯されることなく安全ですよ」

人間が檻に入る?

聞いていた観光客たちは固まった。

1人の男性が聞き間違えかと、もう一度確認する。

「いいえ、人間が檻に入るんです」

自信あふれた様子で即答される。どうやらここはそれが売りらしい。
だが、その2畳ほどの小さな建物はかなり老朽化していた。
前面につけられている錆びて茶色の金網、中には痛んだ椅子や座布団、壁にはなぜか絵画がいくつかかけられているが、ボロボロで扉も屋根も古びて汚れている。子供がいれば面白がって入るかもしれないが、落ち着いた年齢のわたしたちが入ると侘しさだけが滲み出てしまう。

「餌は200円ですよ!」

元気のいいガイドさんの声に反応して、やりますの声がみんなから上がってこない。
ガイドさんはそれに慣れているようで、周りを軽く見渡すと

「では、次に行きましょう!」

仕切り直してまた明るい声で、残念そうな表情をする餌係のおじいさんを残し、さっさと道を進んでいく。

歩いていくとのどかな風景が道の両脇にあった。

なかなかいい。

檻に入っている孔雀が数羽、気が向いたのかこちらに綺麗な羽を広げて見せてくれる。さらに坂道を登っていくと猿たちがたくさん集まっている開けた場所に出てきた。
餌担当の小柄なおばあさんと目があいまた餌をすすめらる。

「100円で猿に餌があげれますよ、私がこれで猿から守りますから!」

おばあさんの手にしっかり握っている3、40センチの竹の棒を見て、私はバリ島でのある出来事を思い出した。

結婚してから子供が生まれる前、和尚さんと一緒でバリ島に旅行し、そこの猿山に観光に行った時のこと。
チケット売り場で入場券を買っていると、20、30代ぐらいの痩せて浅黒い肌、黒い巻毛の現地の人らしき男が声をかけてきた。
身振り手振りのゼスチャーで、猿が眼鏡や光り物を狙うから注意の看板を指差し、手に握っている竹の棒を振ってこれで追い払ってやるとのことらしい。

「〇〇バーツ」

右手を和尚に差し出し、お金を要求してきた。
一瞬和尚は男を観察すると面白そうな目つきに変わり、
ゴソゴソとポケットを探ると男にお金を渡すではないか?!

「ちょっと!大丈夫なの?」
「大丈夫!だっておもしろいやん」

話が決まったと、彼は笑顔をこちらにむけ、俺についてこい、と手を私たちに大きく振り、竹の棒をブラブラ振りながら歩き出した。
そこにどこから出てきたのか、男の仲間らしき別のひょろっとした小柄な男が、横に並んでフラフラと加わってきた。(お前は誰やねん?笑)
こうして、なんだかよくわからない一行が歩いていくので、他の外国人の観光客は訝しげに、みんな私たちに道を開けてくれた。
すると間も無く彼が本当に活躍する場面に出くわしたのである!
それは?!

次回に続く。。。(笑)














いいなと思ったら応援しよう!