今日は無駄に長文(6530文字)です。書いた本人が言うのもアレですが、読んでも得するコトは一つもありません。読まないほうがいいと思います。最後まで同じ調子の話ですから、途中であきたらブラバしてください。しょーもない低レベルの話です(;^ω^)でも書いてスッキリしました(^▽^)/

人として低レベルのソウ マチです☆

つまらない人の相手なんてしなければいいのに、全力で相手をします!!

そのつまらない相手とは……、

黒上司です。彼がバイト先へ赴任してきてホワイト職場がブラック職場になってしまったので、黒上司と名付けました。

彼は中肉中背の40代の男性です。いつも怖い顔で無愛想です。それなのに彼の上司がいる時だけは、すごく愛想がいい。常に無愛想なら「そういう方なのね」と納得ゆくのですが、上司の前だと態度が変わるので腹が立つ。

先日、レジで働いていると、女性のお客さまがいらっしゃいました。

お客:〇〇はありますか? 探してみたけど、見つからないから……。

すぐにレジを出て売り場へご案内しました。〇〇売り場のすぐ近くで、黒上司が不機嫌な顔で黙々と品出しをしている。はて? 遠いレジにいるわたしのところまで歩いてくるより、黒上司に聞いたほうが早いはずだが??

売り場になかったので倉庫へ探しに行きました。わたしが倉庫をウロウロしている間、お客さまは黒上司のそばで黙って立っていた。倉庫にもなかったので別の売り場を探してみても、見つかりません。けっきょく〇〇は品切れでお詫びをしたのですけれど、なぜお客さまは黒上司に聞かなかったのだろう? 

もしかして、黒上司の顔が怖いから聞けなかったのですか? もしそうなら申し訳ありません……。この場を借りてお詫び申し上げます……。

そんな上司が昨日、看板レジのAさん(女性・40代)を呼び出しました。看板レジというのはお店の中央にあって、お客さまからよく見える場所にあります。すべてのお客さまにご挨拶すると同時に、売り場を見渡して万引きなどの見張りをする大事なレジです。ここに立つ人はお店の看板となるので、レジから出ないよう言われています。それなのに黒上司はレジの外へ呼び出して、何か話しています。看板レジを無人にしてわざわざ呼び出すなんて、何があったんだろう?

わたしは補助レジから二人を見ていました。すると黒上司が看板レジに入って、お客さまの商品をスキャンし始めました。その後ろでAさんが黒上司のようすを見ています。なんで!? 何があった!?

そうこうするうちにレジが混んできました。わたしは目の前のお客さまで手一杯です。他のレジにもお客さまがたくさん並んでいる。お客さまを待たせちゃいけない! 急げ! 急げ!

バタバタしているとわたしのレジがビービー泣き始めた! 「お釣りの小銭が足りません! 小銭を補充してください! ビービー!」 忙しい時にかぎって小銭がなくなってしまった! 手を動かしながら声をあげます。

ソウ:黒上司、小銭を入れてください!
黒 :……わかりました。

返事はしたもののレジを続ける上司の後ろでAさんが立ったまま、不安そうにこちらを見ています。そりゃ、そうだ。Aさんだって貴重な戦力なのに、つっ立って見ているだけはイヤだろう。わたしが上司なら他のレジの応援をAさんに指示しますけれど、わたしはバイトなので言えない。それよりレジに小銭を入れてくれ!!  
レジが1台動かなくなると、お客さまをお待たせする時間が長くなるんだ!

おい上司、お前の今の最優先事項は小銭の補充だ! レジを正常に稼働するのを最優先しろ! Aさんを後ろに立たせてレジをするな! すぐAさんと交代しろ!! そして小銭を入れるんだ!!

わたしの願いもむなしく上司はレジを続けています。たくさんのレジは長蛇の列です。うぅ、すみません(涙)。上司の采配ミスでお客さまをお待たせしてしまって……(涙)。

全員でアタフタして、なんとか混雑を解消しました。黒上司がいなくなると、Aさんが何か言いたそうにこちらを見ています。

ソウ:どうなさいました?
A :黒上司から新しい仕事の指示があったの。レジがヒマな時は外へ出て、お客さまに声をかけてドラッグコーナーへ誘導しろって……。
ソウ:看板レジは看板と防犯のため、出たらアカンはずでは!? 
A :わたしも黒上司に出ちゃダメじゃないかって聞いたの。そしたら出てもいいって……。「Aさんなら客を誘導できるから、言うんです。Aさんなら、きっと誘導できます」だって。どうしたらいいと思う?
ソウ:黒上司は会社のルールを勝手に変えて行動しますから、上司の上司に確認したほうがいいですよ! 何かトラブルが起こった時に、会社のルールを守ってなかったと責められるのはAさんですよ!
A :あとね、看板レジをしながら遠くのドラッグコーナーのようすも見ろって。僕がお手本を示しますって言って上司がレジをしていたの。レジをしながらドラッグコーナーをチラチラ見ろって……。
ソウ:?? 見て何をするのですか?
A :わかんない。
ソウ:あちらがヒマだろうが忙しかろうが、看板レジにできることは何もありませんが??
A :そうでしょう? 
ソウ:それに看板レジは常に忙しいですが??
A :そうなのよ。困ったわ……。どうしたらいいのかしら……。

わたしなら上司の上司に問題ないか確認する! そもそも面接で「レジの仕事のほかにお客さまへちょっとした営業もありますが、レジが中心でちょっとだけです」そう言われたのに、レジの外へ出てガッツリ営業なんて契約と違う! わたしなら約束が違うと断る! そして見ていても何もできない仕事より、自分の仕事に集中したい! でもAさんはお優しいので、困った顔でレジを出てウロウロしています。うぅ、お気の毒に……(涙)。

そうこうしていると、また混雑してきた! そしてまたレジがビービー泣きだした! なんてこったい! バタバタしながら遠くの黒上司へ叫びます!

ソウ:黒上司! 小銭の補充をお願いします!
黒 :………………ソウさん、レジを移動してください…………。

お前はバカか!? 先日お前の上司から、それは禁止されたはずだが!? ズラリと並んだお客さまの目の前でレジを閉めて「あちらへご移動ください」って言って、ゾロゾロ引き連れて移動するのか!? 1台のレジはビービー泣いているが、もう1台は正常に稼働してんだ! てめぇがさっさと来てとっとと稼働させろ!! お前が落ち着いてゆっくり作業したいという自分勝手な理由で、お客さまを歩かせるな!!

黒上司は遠くで、わたしがレジを移動するのを待っています。これだけ並んでいらっしゃるのに、移動なんてできるワケないやろ!? 指示を無視して次々にお客さまの清算をします。そうしているうちにレジでミスった!! あぁ、すみません! ちょっとお待ちください!! ミスってモタモタする自分もイヤだが、上司も許せない!! 忙しい合間を縫って、地獄の底から響くような低い声で館内放送を流します。

ソウ:(ありえないほど低い声で)再度の稼働要請です。レジメンテナンスをお願い致します。

いつもは可愛い高い声で働いていますが、オレは怒ってるんだ!! お客さまが聞いてもわからないだろうが、普段のわたしの声を知っているスタッフならあまりの違いに「ソウさん、どうした!?」と思うはず。案の定、すぐに黒上司が「そちらへ向かいます!」返答した。すぐ来い!! 最優先で来い! 大事なお客さまを待たせるな!!(怒)

混雑が解消してお店に平穏が戻ってきました。ふぅ、やれやれ。そう思ったのは数秒で、すぐ混雑してきた!! 全員が何台もあるレジをフル回転で稼働していると、看板レジが泣きだした! ビービー! 優しいAさんが優しい声で黒上司にメンテを依頼します。遠くにいる黒上司は「わかりました」と言ったのに、一向に来ない! だから!!(怒) 何より先にお客さまの都合を優先しろ! お客さまを待たせるな! 今はどんな仕事よりレジメンテが最優先だ!! 歴代の上司はちゃんとわかっていたから、何をしていても放り出してメンテに来ていたぞ!!   

見かねた他のスタッフがメンテをして(本来は黒上司の仕事)、やっと正常稼働するようになり、混雑が解消してお店が静かになった頃、黒上司がやってきました。そして正常なレジを見て、すぐどこかへ行ってしまった。

ソウ:黒上司は、何をしにいらしたのですか?
A :…………(怒)。今さらメンテに来たのよ(怒)。遅すぎるわ(怒)。

その後わたしは体調不良のBさんのお仕事を手伝うため、レジを出て売り場でアタフタしていました。レジが混んでくるとAさんが館内放送でわたしを呼び出してくれるので、売り場とレジをダッシュで移動します! 以前に原因不明で歩行困難になった時は二度と杖なしで歩けないとあきらめていたのに、歩けるどころか走れるよ! 神様、あざす!!

3度目にわたしの呼び出しがかかった時、別の回線で黒上司から指示が入った。

黒 :ソウさんは補助レジに常駐していてください。

えぇ~っと……。お客さまをお待たせするのはアカンが、全力ダッシュなので20秒はかかってないはずだが……?? 体調不良のBさんのお仕事は今日中に必ず終わらせないといけないし、何よりお客さまを平気で何分も待たせるお前の口が言うのか? いったいどの口がそんなコトを言うんだ??

ツッコミどころが多すぎて、相手をする気にもなれない。これは他のスタッフも異口同音に言っています。「バカバカしすぎて、間違いを訂正する気がなくなる。何も言いたくない。黒上司と関わりたくない」もしかして、そういう作戦なのですか?? あまりにもバカバカしすぎて、相手を黙らせる作戦ですか? もしそうなら作戦勝ちです! でも一つだけ言わせてください。「最低限、お客さまに挨拶しろ」。挨拶は社会人の基本だし、お前がしているのは接客業だ。お客さまに挨拶しろ。それからお客さまのお話を途中でさえぎったり、鼻で笑うな! 横で見ていてすごく感じ悪いぞ! お前のせいで不機嫌になったお客さまをフォローするのは、すごく大変なんだ! お客さまを笑顔にしろなんて贅沢は言わんが、不機嫌にするのはやめてくれ!

アレコレありましたが、やっと終業時間になりました。疲れた……。
終業時のブリーフィングで黒上司が言いました。

黒 :これは全店共通のお達しです。仕事中に私語をしないでください。お客から別の店にクレームが入りました。うちは大丈夫だと思いますが、私語はしないでください。私語じゃなくても長々と話さないでください。長く話すとお客からクレームが入ります。何を私語とするかは、お客が判断します。決めるのはお客です。

理論的にビミョ~……なところはあるが、言いたいコトはわかりました。気を付けます。黙って聞いているわたしたちに気をよくしたのか上司は話し続けます。

黒 :前の店で客からクレームの電話が入って、上司に呼び出されたんです。寒い時期に僕が両手をポケットに入れて店に入るのを見た客から「生意気だ」って電話があったから、やめるようにと。寒いからポケットに手を入れてるだけなのに! わざわざ電話で上司にクレームで言いつけるなんて、おかしいでしょう!?

えぇっと、アナタが言いたかったのはお客さまの判断がすべてなので、仕事の話でもお客さまが私語だと判断すれば私語になると言いたかったのですよね? そしてそれを裏付けるため寒いからポケットに手を入れていただけなのに生意気だとクレームがついた話を持ち出して「それでもお客さまの判断なので、以後はポケットに手を入れるのをやめた」と言いたかったのに、ムカつく気持ちがジャマをしてクレームの電話はおかしいと主張しているのですね? 完全に論旨がズレていますけれど、大丈夫ですか? なんのはなしですか?

厳密に言えばお店へ入る前は勤務時間外ですしポケットに手を入れる行為は法律違反でもルール違反でもないので、カスタマーハラスメントと判断してもよいので、無視していいと思います。それをわざわざ上司があなたに言うということは、その上司もあなたに対して思うところがあったのではないでしょうか? 上司と良い関係を築いていれば「僕はそうは思わないんだけど」などフォローの言葉があるはずです。それがないって、どうよ?? 当初の目的から外れてクレーマーへの不満を言い続ける上司。すでにブリーフィングの大義から外れて、黒上司のグチを発表する場になっている……。仕事じゃない話になってるから、わたしも言ってもいいかしら?(←ヘンなスイッチが入った)

ソウ:黒上司の顔が怖いから、クレームが付いたんじゃないですか? ポケットに手を入れる行為はどうでもよくて、上司の顔が怖かったからクレームになったのでは??ww
黒 :ちがいますよ!
ソウ:でも黒上司の顔、コワイですもの。ww
黒 :ちがいます! 
ソウ:コワイですって!ww

どっちもどっちの世界です(涙)。わたしも相手にしなければいいのに、なんでかまうかな?(涙)。ほんとに低レベルだわ……(涙)。でもフォローは入れておこう。

ソウ:そんな悪質なクレームが付くなんて、黒上司も運が悪いですね~! もしかして、運が悪いタイプですか? 黒上司が悪いんじゃなくて、運が悪かったのでは? 運が悪いのは、どうしようもありませんもの。
黒 :運は悪いです! いつもすごく運が悪いんです! 2年続けて正月に車のタイヤがパンクしたんですよ! 信じられないほど運が悪いです! 聞いてください! あれは…………

パンクしたのはお気の毒だが、嬉々として運の悪さを語る上司の顔はイキイキしています☆ こういう話になると、黒上司はイキイキします♪♪ 機嫌良さげに話すようすを見て、ほっとします。良かった、良かった♪♪

するとずっと黙っていた優しいAさんが、真顔で言いました。

A :それは黒上司が…………、









黒上司が誰かに恨まれているんじゃないですか?? 恨まれてるから故意にパンクさせられたのでは? 




優しいはずのAさんが、血も涙もないことを真顔で言い放った!! 上司の顔から血の気が引きます!

黒 :…………そんな…………。

ショックを受けて固まる黒上司を前に誰も何も言えず、静かに散会しました。

こんな低レベルの日常を送っています……。しかしAさん、やるときゃやるな!! 見直しました!! 

あまりにも低レベルの話を長文で書いたので、いっそ開き直ってもう一つのお話を……。

〇イケオジが少年になった瞬間☆

レジをしていたら、スラリとしたイケメンのメガネ紳士が丸い容器に入ったクリームとお菓子をお買いになりました。クリームを手に持ったら野生のカンのアラームが鳴った。本当に音がするワケじゃありませんが、こういうカンはよく当たるから注意。なんだろ? 注意して見ると、容器のフタがゆるんでいる! これは危ない! 異物を混入されていたら、お店の信頼に関わる!

ソウ:申し訳ございません。この容器、フタが開いています。何かあるといけませんので、フタの開いていない新しいお品に交換させてください。
紳士:気が付きませんでした。 お願いします。

すぐに他のスタッフを呼んで交換をお願いしました。待っている間はすることがない。何か話題を…………わたしはカゴの中のお菓子を見て…………、

ソウ:このエアリエル(エアリアル?)というお菓子、美味しいですか?
紳士:すごく美味しいですよ! たまに期間限定で他の味が発売されて、それも美味しいです!
ソウ:このごろお菓子を食べるようになって、ポテトチップスのおいしさを知りました♪ このお菓子もしょっぱい系みたいだから、探して食べてみます♪

すると上品な紳士の顔がパアアアアっっ!と明るくなりました! まるで少年みたいに目がキラキラしてる☆ 

紳士:僕、お菓子が大好きなんです! わからないコトがあればいつでも聞いてください! お教えできると思います!!

大好きなお菓子の話題になったせいか、興奮して真っ赤なお顔です。そうしているとスタッフが新しいお品を持ってきてくださったので、テキパキ会計を済ませました。 紳士なのにお菓子が大好きで、お顔を赤くしてキラキラの瞳になるなんて、すごく可愛い♪♪

イケオジが少年になる瞬間を見せていただきました♪♪ 素敵な瞬間を見せていただきました♪♪ ありがとうございます(^▽^)






サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪