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障害児の親のための終活ガイド:愛する子の未来を守るために

こんにちは、皆さん。終活カウンセラーのみーくんママです!
今日はちょっと真面目な話をしましょう。障害を持つお子さんを育てている親として、私たちが向き合うべき大切なテーマ、それが「終活」です。聞いただけでちょっと重い感じがするかもしれませんが、これ、実はすごく大事なんですよ。
このnoteでは障害児親が避けて通れないちょっと特殊な「終活」について少しずつ書いていこうと思いますので、よかったらフォローしてくださいね!


なんのための終活?子どもの長期的なケアと未来のために

まず、大前提として、私たちがいなくなった後、親亡き後の子どもたちのことを考えるのは、とっても重要です。特に、障害を持つ子どもたちの場合、彼らが大人になっても、ずっと特別な支援や配慮が必要な場合が多い。そして先行きも不透明だったりする。だからこそ、今からしっかりとした準備をしておくことが、彼らの安定した未来につながるんです✌️

例えば、

・自分が亡くなってしまったら?

子供達のケアの引き継ぎ計画や法的文書(遺言や信託設定)などを他のご家族や支援者と共有できていますか?

・自分が病気や出産などで家を長期であける

大切なお子様のこと、お金やその他お家の大事なこと家族間で共有できていますか?家族の大切な情報がどちらかに偏っていませんか?

・自分が重い病気で誰ともコミュニケーションが取れなくなってしまった

終末期の医療について意思表示や家族間で共有はできていますか?

こんな時あなたならどうしますか?
私たちがいない時も、愛する家族子どもたちが安心して生活できるように。
そのための準備はできていますか?



緊急時の準備って?

次に、緊急時の準備です。これは、もしものときのために、子どもたちの日常のケアや医療的なニーズ、大切な連絡先をリストアップしておくことを意味します。例えば、子どもがアレルギー持ちであれば、その詳細を。また、どんな薬を使っているか、どんな食事制限があるかなど、日々のケアに関する情報をまとめておくことが大切です。この、もしもの時のためにというのは、親御さんが亡くなった時のことばかりではなく、病気や怪我などで子供達のケアができなくなってしまった場合にも当てはなりますね。緊急時に備えておくのはそう言った意味でも役に立ちます。


法的・財政的な計画もね!

そして、法的・財政的な計画の話。これは、遺言の作成や、信託の設立、保険の選び方といったことを含みます。子どもの将来のためのお金の管理や、彼らが必要なケアを受けられるようにするための計画です。これらは、ちょっと専門的な話になるかもしれませんが、大人としての責任の一環として、早めに考えておくことが大事です。お子さんがまだまだ小さい場合は、どんな制度があるのかなど知っておくことも大事ですね


それで、終活ってなに?

じゃあ、終活って具体的にどういうことをするの?と思うかもしれません😊簡単に言うと、これは私たちがいなくなった後の子どもたちのケアに関する計画を立てること。これには、誰が子どもの世話をするのか、どんな支援が必要か、財政的な面ではどうするかといったことが含まれます。つまり、子どもたちがこれからも安心して生活できるように、今から準備をしておくことなんです。ここまで聞いて、なんとなく自分にはまだ関係ないなとか、まだ早いんじゃない?と思ったそこのあなた!ちょっと待って🖐️


終活は”自分にはまだ早いな”と思った時が始めどき

終活を始めるのに遅すぎることはあっても、早すぎるということはありませんので安心してください😄若いうちからきちんと備えていくほうが、気持ち的にも作業的にも楽にできますよ!


終活は死ぬための準備じゃない、今を生きるための活動

というわけで、障害児の親としての終活は、ちょっと特殊で、ちょっと大変かもしれません、でも、すごく大切なことなんです。私たちがいなくなった後も、子どもたちが安心して、幸せに暮らせるように、今からしっかり準備をしておくことが、私たち親の大事な役割なんです。
さて、この話を聞いて、ちょっと重たく感じるかもしれませんが、実はこれ、愛情の表れなんですよ。私たちが今できること、それは未来に向けての一歩を踏み出すこと。子どもたちに安心感を与え、彼らの将来を守るための手段です。
終活をすることで、私たちは子どもたちに「大丈夫、君たちはこれからも守られているよ」というメッセージを残すことができます。これは、障害を持つ子どもたちにとって、特に意味のあることですね。
そして、この準備は私たち自身にとっても安心です。もしものときに、子どもたちが適切なケアを受けられるようにしておけば、私たちも心から安心して、”今を生きること”ができます。これは、私たちにとっても、そして何より子どもたちにとっても、大切なことだと、私自身思っています。


具体的に何をどのように準備しておく?

終活といえばすぐ、遺言書の作成を思い浮かべるかもしれません、もちろん、将来的には作成するべきです。ですが、一番最初に取り組むものとしては少々ハードルが高いので、まずは、下記の二つを用意することからはじめて見てください。

・親御さんの終活ノートを作成する

みーくんママオリジナルの終活ノート「やさしさのカタチ」PDF版ダウンロードはこちらからどうぞ。簡単で書きやすい、使いやすい、初心者さんでも取り組みやすい!にこだわってデザインしました。
もちろん、市販にもたくさん売られてます。あまり気をわず、試し書き下書きのつもりで書いていくと書きやすいですよ!

・障害のあるお子さんのサポートブックを作成しておく

みーくんママオリジナルのサポートブック「やさしさのカタチらいと」PDF版のダウンロードはこちらからどうぞ。
こちらは〜小学生位までのお子さんに適したタイプです。成人期の方は↑の「やさしさのカタチ」と組み合わせて使っていただけるとよいかな?とおもいます。また、自治体によってサポートファイルなどという名前で配布されていることもあるので、チェックして見てくださいね!

なお、両ファイルどちらも、
無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。
本書の無断複写は著作権法上での例外を除き、禁じられています。
常識の範囲内でご利用ください。



終わりに

終わりに、障害を持つ子どもの親としての終活は、決して一人で背負うものではありません。家族、友人、専門家、コミュニティと一緒に、サポートを受けながら進めていくことが大切です。終活は、確かに大きなステップですが、私たちが愛する子どもたちのために、今私たちができること。みなさん、一緒にレッツ終活♡


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