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赤ちゃんが自分の時間を奪っているのか?

子育て中の方からよくきく言葉。

赤ちゃん、子供の面倒を見なくてはいけないから、
自分の時間が奪われる。
という言葉。

私自身、まだ月齢も浅く、
夫と家事も育児も一緒に行っているため、
強くそう感じたことはなかったです。

しかし、私一人で使える時間は
減ったな、とは感じます。


しかし、山崎ナオコーラさんの
”母ではなく、親になる”を読んで、

赤ちゃんと一緒にいる、
お世話をしている時間も自分の時間であって、
自分の時間そのものは奪われることも、
与えることもできないのだと気づきました。


時間の使い方に関して

赤ん坊と過ごしている時間が、この先何にならなくてもいい。
私が今、赤ん坊と一緒にいて楽しい、それだけでいい。
(P.156より引用)

この一言に尽きるなぁ、と感じます。

旦那さんに時間をもらえない、
子供ために今日は時間を使う、
とよく聞きますが、

家族と一緒に過ごすかけがえのない時間に対し、
自分の時間を使う、という発想よりも、

全てが自分の時間で、
自分がどう感じるか、をもっと大切にする方が、
良い気持ちになります。


実際に、人から時間をもらう、
という発想をしていると、
いつまでたっても自分の時間は増えませんよね。

勉強においても、
ビジネスにおいても、
24時間365日全て自分の時間です。

限られた時間の中で、
自分がどのように過ごすか、
を考えた方がコントロールできるし、
充実もします。



母ではなく、親になるを読んで

山崎ナオコーラさんの、
"母親"に縛られないスタンスが、
とても素敵でした。

特に、こちらの一文が好きです。

髪型も服も化粧も、自分の好きな風にしたい。
おばあさんっぽい服だってときには着たい。
母親っぽい服になんて、とらわれてたまるか。
(P.109より引用)


母親なのに、そんな色に髪の毛を染めて!
とか、そんな派手な格好をして!

とか、地味に言われますよね。

そして、何度も言われると、
不安にもなります。


でも、その母親らしさも
発言している人の価値観です。

自分自身の価値観ではありません。


それを、強く意識できた一冊でした。



自分は自分です。
どんな生き方、
どんな働き方、
どんな子育てをしようと、自由です。



自分の人生を、
自分の時間を楽しく生きたいですね^ ^

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