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〖タイ建築巡り〗庭園内に点在するのは優雅なタイレストラン&カフェ

サワディーカー。
@yayoiです。

私はタイのお寺が大好きで、特にタイの寺院建築や
タイの仏教、タイ人の信仰に興味があります。

そのお寺巡礼をまとめたブログは別にあって
「タイのお寺に魅せられて」というブログですが、
このnoteブログでは、そんなお寺巡りの合間に
家族や友人と訪れたレストランやホテルをはじめとする
素敵だと思うタイの建築物についての記事を書いています。

今回の記事は、前回の記事に書いたバーン・カニターと
比較的近い距離にあるバーン・デュシタニーです。

タイ語のバーンは家という意味があります

広いガーデン内にはいくつかのレストランやカフェが
点在していて、ゆったりとした空間の中にある建物は、
クラシカルな洋館なのにタイらしさを感じることができる。
そのようなところが気に入っていて今までに数回訪れています。

出入り口からのアプローチ


敷地内への出入口は2か所あり、こちらはBTSサラデーン駅に
近く、駐車場の出入り口にもなっているところです。

駐車場はこちらの入り口から。係りの方がいらっしゃいます

ここから入ると左手前方には木の陰にタイ料理レストランの
ベンジャロンが見えます。

その建物の前、つまり入ってすぐ左手側には、オブジェが中央に
ある、芝生のガーデンになっています。


この大きな敷地は、もとは第2次世界大戦以前にできた建物で、
バーン・サラデーンといわれていた場所です。

右手側は、もとは倉庫があったところを改装した
ベトナムレストランがある様ですが、
初めて私がここを訪れたのはオープンして10日後で、
ソフトオープン(一部オープン)なのか、その辺りは
開いているのかどうかわかりにくい雰囲気でした。
これは以前の倉庫だと思います。

一方、もう1つの出入り口はこちらで、車は進入禁止のこの出入口は、カフェの横にあります。

この出入口を入って左手側にあるカフェです。

こちらの入り口から入ると、敷地内の地図がありました。

こちらからは右手前方、芝生の向こうにベンジャロン レストランが見えます。

クラシカルな洋館ベンジャロン レストラン


ベンジャロンレストランは、以前は
デュシタニーホテルの中にありましたが、
こちらではこの一棟がレストランです。

近寄って撮った建物の全体像です。

別角度から撮るととても大きな建物であることが
わかります。

この建物のエントランスです。

エントランス右手側の様子です。

洋館の中に流れる優雅な雰囲気


扉をあけると中にはゆったりとした
雰囲気がながれています。

中はいくつかの部屋に別れていて2階があるようです。

上品な伝統的なタイ料理をいただきました。

食後、レストランを出ると、目の前に広がるのは
芝生のガーデン。

芝生の中にはいっても大丈夫ということなので、
オブジェを見に行きました。
このガーデンは敷地の中央にあります。
そしてそのガーデンの敷地にあるのがこのオブジェ。

オブジェはハスの池の中に


南国の植物に囲まれたカフェ デュシットグルメ


ちょっと芝生の上を歩いたり、写真を撮ったあとは、
敷地内でカフェタイムです。

敷地内にあるカフェ、Dusit Gourmet

こちらの建屋も、植物に囲まれた趣ある建物。

カフェ入り口の目の前は先ほどの芝生のガーデン

近寄って正面からみると、左手側奥に2階建て部分が
くっついたような形の建物であることがわかります。

この写真の小さなテーブルの横に出入口がありまして、
そこから入ります。

ところが中の席はいっぱいで、外席のみでした。

植物を眺めながらコーヒーを飲もうとしたら、
中の席が空いたとすぐに呼んでくださいました。

中に入りました。ベーカリーが充実しています。

この日は、おなかがいっぱいだったので、
カフェラテだけいただきましたが、
ベーカリーが忘れられず、1年くらいたってからですが、
改めてケーキを食べに行きました。

その時に、見かけたアフタヌーンティーメニュー。


アフタヌーンティーの優雅な時間


そこで、それから半年くらいして、今度は
アフタヌーンティーに行ってみました。
カフェ内には人がほとんどいらっしゃらなかったので、
写真をいろいろ撮りました。

パウダールームが階段下のスペースに小さく作られていて、
入り口もそれにあわせて小さく、
なんだかとてもかわいい空間でした。

手を洗うシンクの下はミシンの台でした


もう1つのカフェ デュシットグルメ


この敷地内ではありませんが、このデュシットグルメのカフェは
ルンピニー公園をはさんで歩いて30分くらいのところにある
デュシットスイートホテル ラチャダムリの中にもあります。

こちらは、エントランスに大きな木と、仏像が祀られた素晴らしい
サーン・プラプーム(spirit house)があるホテルです。

天井の高いカフェで、1階にあります。

こちらも感じのいいカフェでした


古き良きバンコクの建物は。。。


最初に書いたように、私はタイのお寺巡礼が趣味なのですが、
お寺に行ってもよく感じる、ちょっと残念なことがあります。

それは、タイでは建物にしても、お寺のお堂内の壁画にしても
古くなったものはお役目が終わったものとして、全く別物に
新しくリニューアルしてしまうことが多いことです。

それは、ここにあるベンジャロンレストランと
デュシットグルメが以前あった、
伝統的なデュシタニーホテルも同じかもしれません。
現在は老朽化して取り壊され再開発がすすめられています。

私は、2017年に再びバンコクに住むことになった時に
家探しのためにタイに来た際、たまたまデュシタニーホテルに
宿泊したのですが、それがあの伝統ある建物での最後の宿泊に
なるとは思いませんでした。

今はなき古い伝統あるデュシタニーホテル。
できればタイの伝統的なエッセンスを少しでも
残した形でよみがえる日を待つことにします。

このデュシタニーホテルについては
また別記事で書こうと思います。

ここで今一度、初めて訪れた日の
バーン・デュシタニーですが、
ベンジャロンレストランでタイ料理をいただき、
カフェでお茶をしたあと外に出て、
もう1度ベンジャロンレストランの方を眺めたら、
ちょっと幻想的な雲が建物の上に見えました。

また、このカフェに来ようと思います。

お読みいただきありがとうございました。
@yayoi



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